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「ちぃーっす」
「おっ?遅刻しなかったじゃーん、ふまたん!」
「ふふっ、まぁな?」
周りがせわしなく用意する中、パイプ椅子に腰かける。
『ふまたん』と声をかけてきたのは、頼れる仕事仲間の中島だ。
「今日の撮影って何時まで?」
「12時は過ぎるだろうね。…なんか用事?」
「大学。今日の講義は落とせねぇからさ」
「頑張るじゃ〜ん」
そんなやり取りをしながら、別室へと足を運ぶ。
着替えが終わり、再び慌ただしい場所へ戻ると、カメラを手にした男が笑顔でやってきた。
「今日もsexy出過ぎな感じで!お願いしま〜す!」
「ははっ!俺まだ未成年だけど?」
明るいカメラマンやスタッフに囲まれて、スポットライトが当たる場所へ向かう。
「菊池さん入りまーす」
そう。
俺はアイドル、菊池風磨…
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ふままふ - 風磨君ヤバい! (2014年8月23日 10時) (レス) id: c535008a92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:澪乃っこ | 作成日時:2014年8月8日 1時