君は裏方の頑張り屋さん

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目が覚めた時にはあのズキズキとした痛みは納まっていた

少し体を起こすと右手に違和感を覚えた
そちらに目を向けると僕の手を握ってる伊沢さんがｽﾔｽﾔと寝息を立てていた

僕はかけてあったブランケットを伊沢さんにかけてからソファーから立ち上がる

扉を開けて作業部屋に向かうとみんなが雑談しながら作業していた

｢あ、Aちゃん。大丈夫??｣

福良さんが僕に気づいて声をかけてきた。その後すぐに山本さんとこうちゃんが僕に近づいてきた

｢撮影してたら倒れる音してびっくりしたんだよ｣

なんて山本さんが言ってきた

『ご迷惑おかけしました。』

そうみんなに頭を下げれば｢無理しちゃダメだよ？朝から調子悪かったんでしょ？｣福良さんが頭を撫でられながら言われた

『以後、気をつけます』

そう言うと｢ほら、こっち座りなAちゃん｣なんて須貝さんが椅子を引いてくれたので言葉に甘え座る

席に座ればみんなも自分の仕事に戻って言った

｢春夏冬、もう体調は大丈夫なんですか？｣

河村さんがそう聞きながら僕の前にコーヒーをそっと置いてくれた

『はい、大丈夫です。頭痛も良くなりましたので』

僕はコーヒーを貰いそう言えば｢なら良かったです。無理しないようにしてくださいね。春夏冬がいないと困りますから｣そう笑ってからみんなの方に行ってしまった

｢ほら、撮影再開するぞ｣

そう言ってみんなもそれに返事をして言ってしまった

僕はスッキリした頭で企画の続きを考えることが出来た__。

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