第162話 ページ12
リビングに入り安室さんが紅茶を淹れてくれた
『ありがとうございます』
お礼を言ってから一口紅茶を飲んだ
「何かありましたか？」
安室さんが聞いてきた
やはりこの人は凄い
『安室さん、極秘任務って…辛くないですか？』
僕は小さく言った
「そうですね…人に言えない事、吐けない苦痛は山のようにあります…。でも、あいつらが死んでまで護ったこの国を俺一人が諦めるわけにはいかないと思うから…辛くても続けられるな」
途中で降谷さんになっていたが、彼の本心が聞けた気がした
「Aさん、あなたは独りで何を抱えているんですか？」
安室さんが目を見て言ってきた。
その瞳は僕の考え全てを読んでしまいそうで
僕は目を逸らした
『なにも…ありませんよ。』
そんな言葉しか出なかった…。
こんなごまかし、彼には絶対に通じない
なのに彼は何も聞かないで静かに僕を見つめていた
『大丈夫ですよ。無理はしませんし僕はまだ辛くないです』
そう笑顔で返した
彼の極秘任務に対する気持ちを聞いて少しだけ考えがまとまったから
『まもりたい物を見つけたんです。そのために頑張ります』
笑顔で言うと少しだけ降谷さんは安心したように微笑んだ
その後寝ることになり降谷さんに無理を言って僕はソファーで寝ることになった
めちゃくちゃ説得をした
しばらくして降谷さんが寝たことが確認できた
僕はソファーから立ち玄関からそっと出た
『異能力、��
シンさんの異能を応用して鍵をかけた
僕はフードを深く被り東都を歩く
しばらくして公衆電話である人に電話をした
あの人ならきっと僕を探しに日本に来ていることは簡単に推理できていた
待ち合わせ場所を日本橋辺りにして
僕は川を眺めながら来る人を待っていた
「A、あなたから連絡来た時は驚いたわ。何故日本にいることがわかったの？』
『エリスンさん…無事で何よりです。日本に来てる理由はなんとなくですよ』
僕の答えに「流石ね」と笑顔で返してくれたのは
SASのハーラン・エリスンさんだ。
「これ、あなたに頼まれたものよ。携帯とパソコン」
小さなリュックに入ったものを受け取り僕は『ありがとうございます』とだけ言った
「それより、電話で言ってたことほんとにやるつもりなの？それをしたらあなたは…」
『分かってます。どうなるかくらい…』
彼女の言葉を遮る
『でも、いいんです。覚悟、できてますから』
僕はそう言って彼女から離れ内務省に向かった
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イアデビル(プロフ) - 面白いです更新待ってます頑張ってください (2020年4月21日 15時) (
レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
リん@紅月(プロフ) - 文スト愛好家さん» コメントありがとうございます。喜んでいただき嬉しい限りです。これからもこんな駄作ではありますが、応援していただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします (2019年3月20日 11時) (レス) id: d62f71741d (このIDを非表示/違反報告)
文スト愛好家 - 映画編面白かったです！いつも楽しく読ませて貰ってます！これからも頑張ってください！応援しています！ (2019年3月20日 1時) (レス) id: 2047e5dc6b (このIDを非表示/違反報告)
りん@ログインできなくなった作者(プロフ) - まゆさん» 返信遅れてしまいすみませんでした。コメントありがとうございます。続編に行くことが出来たのは読んでくださる方々のおかげです。これからもこんな駄作ではありますが応援してくださると助かります。本当にコメントありがとうございました (2019年2月8日 2時) (レス) id: d62f71741d (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 続編おめでとうございます^_^すごく、面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^応援してます^_^ (2019年2月7日 0時) (レス) id: 833a45e133 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん@ログインできなくなった作者 x他1人 | 作成日時：2019年1月24日 6時
