第110話 ページ10
Aさんが帰ってから灰原が妙な胸騒ぎがすると博士や俺に言ってきた
灰原の嫌な予感はよく当たることもあり博士に言って直ぐに車を出した
Aさんの家に着くと安室さんが玄関からでてきた
俺らは車だったので気づかなかったのだろう
安室さんが見えなくなってからチャイムを鳴らす
しかし一向に彼女は出てこない
ドアノブを試しに回すと鍵は開いていた
「Aさん?」
俺と灰原が中に入る
しかし部屋には誰もいない。
靴はちゃんとあるのを見ると外に行っているわけではなさそうだ。
灰原が風呂場に行ったのを横目に俺は中の様子を見る
「工藤くん、Aが」
灰原の声に俺は走って風呂場に向かう
そこには血まみれで倒れるAさんの姿が
「Aさん、Aさん」
俺が呼びかけるが反応がない
灰原は脈を確認していた
「脈は正常よ。でも、どうして」
灰原は少し冷静になったようだ
『ん…あれ?コナンくんに哀?』
Aさんが目を覚ました
『何してるの?』
「なにしてるのって、Aさんなんでそんな血塗れなんだよ」
俺が聞くとAさんは小さく『あ、成功したんだ』といった
意味がわからねぇ
そう思ったのは俺だけじゃないようで灰原が「説明して」とAさんに問いつめていた
『いや、ある異能力を使ってみたんだよね』
Aさんは普通の顔でそう言った
『その異能は治癒能力で、瀕死になる必要があってね。だから自分の胸を包丁で刺したの』
「貴方ね、もしその異能が失敗したらどうするつもりだったの」
灰原が怒る
いや、仕方ないことだとは思うが
『失敗ならその時はその時だよ。』
なんて少し目を逸らしながら言った
その顔は、その表情は昔の灰原によく似ていた
何もかもを諦め
なんにも希望を持ててなかった頃の灰原に__。
〜・〜・〜・〜・
作者のりん@(略)です。
早いことで2018年も終わりを迎えますね。
僕はまだ、文ストを知って二年目くらいで、映画も見ていないようなやつですが、この作品を作り多くの方に読んでいただき凄く嬉しい限りです。
僕自身作品の最中に特別ページ(イベントネタ)を入れるのが好きではないのでこの場にて挨拶させていただきます。
来年もこの作品をどうぞよろしくお願いします。
2018.12.31
PM21:10
178人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りん@ログインできなくなった作者(プロフ) - 銀魂が超スーパーウルトラミラクル好き!さん» なんと!?最近忙しくてなかなか原作を読む時間が無くて忘れてました。修正させてもらいました。コメントありがとうございました! (2019年1月20日 0時) (レス) id: d62f71741d (このIDを非表示/違反報告)
銀魂が超スーパーウルトラミラクル好き!(プロフ) - アガサクリスティーは原作に出てますよ (2019年1月19日 23時) (レス) id: 05c8fb5aea (このIDを非表示/違反報告)
りん@ログインできなくなった作者(プロフ) - 桃莉さん» 助かりました!修正させて貰いました!ありがとうございます!!これからもこんな駄作者の作品ですがどうぞよろしくお願いします (2019年1月12日 21時) (レス) id: d62f71741d (このIDを非表示/違反報告)
桃莉(プロフ) - 初めまして、愛読させていただいています。138話にて、中也の異能力を主が伝説で使う場面でルビの方にあとの文も入っているのを確認しましたのでご報告させていただきます(事前にお気づきだった場合はお節介ですね、すみません(汗)) (2019年1月12日 16時) (レス) id: 70d3084f1d (このIDを非表示/違反報告)
りん@ログインできなくなった作者(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます。続編ができたけのは読んでくださる方がいるからです。これからも駄作ではありますがよろしくお願いします (2019年1月4日 21時) (レス) id: d62f71741d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りん@ログインできなくなった作者 | 作成日時:2018年12月28日 17時