第147話 ページ47
「Aさん、大きな負担のある任務を頼んだ上にこんなことを言うのは実に申し訳ないのですが、あなたに依頼した任務は極秘にしてもらいたい」
何となくわかっていた
だから僕は『大丈夫です』と返した
「本当にすまない…。ミミックの残党が残っていたなんてしかもそれが治癒の異能だから下手にバレる訳には行かないんだ」
ジャプリゾさんが不安そうに眉を下げながらいった
治癒能力
その言葉に僕は目を見開いた
「戦う必要なんてないわ。ましてや殺す必要なんてもっと無い。あなたは彼女の身柄を拘束して私たちに渡してくれればいいわ」
野上さんの言葉に僕は『はい、わかってます』と答えた
「異能組織は私たちに任せてAさんは観光してきてください」
テグジュペリさんが優しく微笑みながら言ってきた
『い、いいんですか?』
僕が聞くとマーティンさんが「俺達がいいって言ってんだよ。任せとけ」と笑顔で言ってきた
『ありがとうございます。では、よろしくお願いします』
僕は頭を下げた
「私まだ仕事ないしAさんが良ければ一緒に観光しない?ねハーラン」
野上さんが言うとエリスンさんも「いいわね、楽しそう」と笑顔を見せてくれた
「じゃ、Aの護衛は任せるぞ。ハーラン、弥生子」
マーティンさんの言葉に2人は大きく頷いた
僕はわけがわからず首を傾げた
「君が
そう説明してくれたのはホーガンさんだった
「Aが弱くないのは知ってる。でも、ここでは大人しく守られてて…あなたの異能は噂になっている。でもそれはみんな半信半疑なの」
エリスンさんの言葉に僕は何も言えなくなった
確かに、日本でも僕の異能を信じてるものはポートマフィアと探偵社くらいだ
ほかの組織は信じてすらいない
そのくらい僕の異能はありえないものなんだ。
だがもし異能を確信されたら…
考えただけで身震いした
『迷惑かけます。』
僕は野上さんとエリスンさんに頭を下げた
「えぇ、任せて」
「任して、Aさん」
2人はそう笑顔で言ってくれた
その後エリスンさんが運転する車に野上さんと乗りホテルまで送って貰った
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りん@ログインできなくなった作者(プロフ) - 銀魂が超スーパーウルトラミラクル好き!さん» なんと!?最近忙しくてなかなか原作を読む時間が無くて忘れてました。修正させてもらいました。コメントありがとうございました! (2019年1月20日 0時) (レス) id: d62f71741d (このIDを非表示/違反報告)
銀魂が超スーパーウルトラミラクル好き!(プロフ) - アガサクリスティーは原作に出てますよ (2019年1月19日 23時) (レス) id: 05c8fb5aea (このIDを非表示/違反報告)
りん@ログインできなくなった作者(プロフ) - 桃莉さん» 助かりました!修正させて貰いました!ありがとうございます!!これからもこんな駄作者の作品ですがどうぞよろしくお願いします (2019年1月12日 21時) (レス) id: d62f71741d (このIDを非表示/違反報告)
桃莉(プロフ) - 初めまして、愛読させていただいています。138話にて、中也の異能力を主が伝説で使う場面でルビの方にあとの文も入っているのを確認しましたのでご報告させていただきます(事前にお気づきだった場合はお節介ですね、すみません(汗)) (2019年1月12日 16時) (レス) id: 70d3084f1d (このIDを非表示/違反報告)
りん@ログインできなくなった作者(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます。続編ができたけのは読んでくださる方がいるからです。これからも駄作ではありますがよろしくお願いします (2019年1月4日 21時) (レス) id: d62f71741d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りん@ログインできなくなった作者 | 作成日時:2018年12月28日 17時