第80話 ページ30
眠い、そんなことを思いながら学校に向かう
途中で昨日のように蘭たちと会う。
話しながら歩くが僕は少しだけ意識が朦朧とする
「A、大丈夫？」
哀が服の袖を引き聞いてきた
コナンくんも隣で心配そうな顔をしてた
『大丈夫。慣れてるから』
そう言って微笑み頭を撫でる
そして普通に歩き出す
それから学校についた
僕は昨日のように寝ようと思ったがやたらに教師が指してきて寝ることは出来なかった
そして4時間目
なんと体育。
徹夜になれている僕でも少し辛い
見学をしようと思ったが何故か知らない女子に連れられバレーをともにすることになっていた
あそこまで僕を毛嫌いしていた女子
どういう風の吹き回しだろうか…
「Aさん、いつも無言だから仲良くなりたいの」
なんて言ってきた
『そ、そう…ですか』
曖昧な返答をする。だって相手の顔が嘘をついてる顔だったから…
嫌な予感というのは無駄に当たる
彼女たちは一緒にしようなんて言っていたのはバレーボール。
だが、彼女たちは仲良くする気など一切ない。
容赦なくボールを打ってきた。
別に何もなかったのだが一番ひどかったのはアタックをする時にボールを転がしたのだ。僕の足元に…。
僕はジャンプをしていたのでそのボールの上に着地をしてしまい、思いっきり転ける。
普通ならアキレス腱を切ってもおかしくないことだ。
足を酷く捻っただけで済んだのは奇跡に近い。
僕は痛む右足を引きずりながら歩く
「A、どうしたの？」
廊下を歩いていると蘭が話しかけてきた
『ん？なんでもないよ』
僕は笑顔で言うが蘭は顔を歪ませた
「嘘言わないで。足、痛いの？」
蘭はしゃがみ込み僕の足を見た
少し紫に腫れた足首に蘭は「ひっ」と息を飲んだ
『大丈夫だから、ね？』
「ダメ！ほら、保健室行くよ」
そう言って、手を引いて歩こうとしたが僕に気を使い歩き出すのはやめた
「歩くと悪化するよね…ならおんぶ？」
蘭さんがしゃがみこむ
『い、いやいや、蘭に乗るなんて無理だよ』
僕が言うと蘭は少し悩んだ
「あ、世良さん」
蘭がショートカットの人を呼んだ
「ん、蘭君どうかしたのかい？あれ、君は」
「世良さん、保健室に連れてって欲しくて」
僕を置いて話を進めていた
『あの…わっ』
話しかけようとした瞬間にいきなり横抱きされた
「すまないが許してくれ」
なんていいながら保健室に連れていかれた
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りん@ログインできなくなった作者(プロフ) - 文スト愛好家さん» ありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです。頑張ります！ (2018年12月24日 21時) (
レス) id: d62f71741d (このIDを非表示/違反報告)
文スト愛好家 - 作品面白いです！応援しています！更新頑張って下さい！ (2018年12月24日 20時) (レス) id: 776f0efcf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん@ログインできなくなった作者 | 作成日時：2018年12月17日 2時
