第79話 ページ29
「Blue Moon？」
マスターが不思議そうに名前を呼んできた
僕はその声にハッとする
『なんですか、マスター』
平然を装う
マスターは少しだけ心配そうな目で僕を見てきた
マスターが口を開いた時に
ｶﾗﾝｶﾗﾝ
店の扉が開いた
「『いらっしゃいませ』」
入ってきたのはvermouthと銀髪とサングラスだ。
「
マスターは僕に裏に行くように合図した
僕はその指示に従い裏に行く
いや、行こうとした
「てめぇ、誰だ」
僕の頭に硬い“何か”をあてた
後ろを向いていた僕でもその“何か”は直ぐにわかった。
拳銃だ
『僕…は…』
声が震える。
いつその拳銃が僕に穴を開けるかわからない
そんな不安…いや、恐怖に僕は躊躇っているんだ。
「やめろ、GIN。その子は新しいアルバイトだ。なんも知らないし、聞いてこない。これ以上アルバイトを減らされるのは困る」
マスターの声でその拳銃は下ろされた
「てめぇ、名はなんだ」
威圧感のある声で僕は焦る
振り返り相手を見る
『Blue Moonです。』
目が合う。
冷たくて人間味のない、そんな目だった。
「カクテルを作れ」
僕は1度離れたカウンターに戻った
タンブラーに氷を入れてから
アメール・ピコン45㎖
グレナデンシロップ3mℓ
ソーダを入れる
軽く混ぜる
『
GINの前に置く
「はっ」
それだけ言ってAmer Picon Highballを飲み干した
Amer Picon Highballのカクテル言葉は�猜�かり合えたら��
ほんとに素直に思った気持ちだ。
これが伝わったのか分からないがGINは「気に入ったぜ。Blue Moon」なんて言ってきた
その後メンバーが増えることは無くくだらない話をしていた
しばらくしてマスターに「帰っていいよ」と言われた
僕は大人しく家路に着いた
家に着いた頃には4:14だった
その後パソコンにて安吾さんに報告をした
寝ているのか帰ったのか、それかほかに忙しいのか連絡はなかった。
お風呂に入り色々していたら安吾さんから複数の資料が送られてきた
【Aさん、お疲れ様です。お疲れのところ悪いのですが、これをお願いします】
というメールが添えられていた
僕は少しだけ目眩がしたが安吾さんの命令。
逆らうことは出来ない。
僕はそのままパソコンを使い資料を片す
全ての作業が終わった頃には時計の針は6:58を指していた
僕は若干痛む頭を抑え制服に着替えた
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りん@ログインできなくなった作者(プロフ) - 文スト愛好家さん» ありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです。頑張ります！ (2018年12月24日 21時) (
レス) id: d62f71741d (このIDを非表示/違反報告)
文スト愛好家 - 作品面白いです！応援しています！更新頑張って下さい！ (2018年12月24日 20時) (レス) id: 776f0efcf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん@ログインできなくなった作者 | 作成日時：2018年12月17日 2時
