第74話 ページ24
しかしそれは予約が入ったらの話だ
予約が入らなければこの時間(2:30)には上がっていいと言われた。
僕が店を出る時誰かが店内に入ってきた。
すれ違う時に微かに嗅ぎなれた匂いを感じた
『あれは…』
僕は気にもとめないで店をでた
深夜の路地裏…
嫌でもあの光景を思い出す。
血に染まり倒れる人達
その中で黒い外套を翻し白い包帯をまく彼。
太宰治。
裏のものなら誰もが恐れた悪魔のような人。
彼は闇の中で生きる理由を探していた。
僕と同じように…。
なんて、懐かしいことを思い出していた
もう昔の話なんだ。
僕も、太宰さんも見つけたんだ。
色んなものをあの人の遺言で…。
変わったし、強くなった。
って、またこんなこと考えちゃった。
もう気にしなくていいのに…。
【BARに潜入出来ました。把握お願いします】
僕は安吾さんにメールを送った。
そろそろ家に着く。
ｶﾞﾁｬ
『ただいま』
扉を開け言ったがやはり誰もいない部屋に虚しく響くのだ。
なんで言ったんだろ…
なんて考えた。
きっと、おかえりと言われるのを期待してたのだ
いや、そんな声聞こえたら恐怖だよね
僕は暗い部屋に入り電気をつけることはせず
パソコンを起動した
種田長官からメールが届いていた
『これ、なに？』
【Aさん。再来週に予定を空けといてください。あなた方にやってもらうことがある。】
それだけ告げられたメールに僕は苦笑いをする
このメールが来たということはもう、決定事項という事だ
それよりも�爐△覆進��瓩箸いΩ斥佞頬佑楼穗卒兇魍个┐�
この言葉があるということは僕一人ではないのは確実だ。
一体誰と…
なんて考えたが答えはすぐに出た。
貴志さんと安吾さんだろう。
辻村さんは綾辻先生で手一杯だろうからね。
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りん@ログインできなくなった作者(プロフ) - 文スト愛好家さん» ありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです。頑張ります！ (2018年12月24日 21時) (
レス) id: d62f71741d (このIDを非表示/違反報告)
文スト愛好家 - 作品面白いです！応援しています！更新頑張って下さい！ (2018年12月24日 20時) (レス) id: 776f0efcf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん@ログインできなくなった作者 | 作成日時：2018年12月17日 2時
