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嘘３ ページ3
いつものように鳥の鳴き声で目を覚ます
暖かく感じる手の先を見れば私と同じか少しだけ大きい姉がスヤスヤと寝ていた
私は、そんな姉に少し笑いかけてから手を解いた
この世界に来てもう2年は経つ
私がこの子の身体を乗っ取ってといったほうがいいのかもしれない
最初こそ警戒していた姉…アーニャは今では私を受け入れて一番の理解者になってくれている
もちろん心情的には【転生者ワクワクッ！】なんだろうな、と彼女の心を勝手に想像しては漫画と変わらない彼女の姿に少しだけ安堵する
そう、今の発言でわかっていただけたと思うが、私はこの世界に
最初に姉にあった時は、目を丸くさせて距離を置かれたが後に懐いてくれるようになったのはほんとに不幸中の幸いだ
【そろそろ、かな。[黄昏さん]】
そう思いながらビルの外を見る
少し明るくなり始めたまちなみに少しだけワクワクする
【アーニャと一緒にいることが多かったから、少しだけ移ったな…性格】
なんて思いながらまた姉の隣に寝っ転がった
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作者名：リん@紅月 | 作成日時：2022年5月11日 3時
