29話 ページ30
俺とカルトで走っていると確かに遠くからだが凄い念を感じた
『やばそうだな……』
相手がクソバ………母さんなら森の中にはあまり立ち入らないだろう。
『よし、カルト、森に行くぞ』
カル｢森……ですか？｣
『森ならあのクソババアもあまり来ないだろ』
カル｢クソババア？｣
『あっ、いや、なんでもない』
危ない危ない。
カルトにあんなに汚い言葉覚えさせちゃダメだ
『カルト、森に入ったら念の為に姿は変えておこう』
カル｢姿を？｣
『あぁ。その方が安全だろ』
カル｢分かりました｣
とりあえず、森の奥の方に逃げて隠れられる場所を探さないとだな
カル｢あの、兄さん｣
『ん？どうした？』
カル｢本当に……ごめんなさい。僕のせいで｣
『いや、カルトのせいじゃない
お前が出かけるって言ったのに姿を変えたりしなかった俺が悪いんだ』
カル｢でも………何かあった時は僕を置いてってください｣
『は？』
カル｢そうすれば兄さん達だけでも逃げられ…｣
『カルト。それ以上言ったらさすがの俺も怒るぞ。』
カル｢…ｿﾞｸｯ……ご………ごめん…なさい…｣
『カルト。俺がお前を置いていくわけないだろ？俺は絶対にお前もキルアもゴンくんも守る。だからそんなこと言っちゃダメだ』
カル｢………でも｣
『俺に任せろ。俺はゾルディック家で1番強いんだから！』
俺が産まれ持ったこのチート能力はきっと
弟たちを…弟の友達を…守るためにあるんだ
たとえこの身がズタズタになっても…守るんだ
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茜色の花の如く(プロフ) - しゅがさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！亀更新ですが頑張ります！これからも「暗殺一家の次男？え？誰それ」をよろしくお願いします！ (2020年10月11日 0時) (
レス) id: 00dd599ea5 (このIDを非表示/違反報告)
しゅが - とても面白いです！続き楽しみにしてます！ (2020年10月10日 23時) (レス) id: 5482a7543e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茜色の花の如く | 作成日時：2020年4月11日 22時
