27話 ページ28
特になんの変なもなく夕方を迎えた。
ほんとに来てるのか？？
カル｢あの……そろそろ夕飯の支度を…｣
『あぁ……そうだな』
今日の夕飯は………んー、うさぎの丸焼きにするか。
『カルト、うさぎ狩ってきてくれるか？』
カル｢とりあえず……5匹くらい？｣
『そうだな、食いしん坊達が来たら2匹じゃ足んないだろうし』
カル｢わかった、行ってきます｣
『気をつけてな。
さて……スープの仕込みをしておくか。』
(10分後)
カル｢ただいま戻りました｣
『おかえり、思ったよりはやかったな』
カル｢うさぎの群れを見つけたから簡単だったんです｣
『そっか、怪我はしてないか？』
カル｢大丈夫｣
『それならよかった、スープはできてるからな！後はうさぎを焼くだけ！』
カル｢焚き火の準備しておきますね｣
『おう、ありがとう』
キル｢来たぜ〜！！｣
ゴン｢お邪魔します！｣
『近所の駄菓子屋感覚で来てんじゃねーよ』
キル｢イノシシ狩って来たぜ｣
『………明日はイノシシだな……』
キル｢あれ？今日は丸焼き？｣
『ん？あぁ』
キル｢ふーん、A兄さんが丸焼きにするなんて珍しいね｣
『まあな、何があっても直ぐに対応できるようにしないと』
キル｢まあ、美味けりゃなんでもいーけど｣
『お前はもう少し作ってくれた人に感謝というものをしろ』
キル｢はいはい｣
カル｢あの…A兄さん。これ……｣
『ん？？』
カル｢木の実…途中でひろったんです、食べられそうだっから4つ……｣
『おぉ！実もぎっしり詰まってるしデザートにちょうどいいな！ありがとう！』
カル｢いや…その…喜んでもらえたなら良かった｣
『じゃあ木の実を切るから少しみんな下がってろ』
ｽﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟ(木の実を切る音)
『よし。OK、まずはカルトからな
実を拾ってきてくれたんだからお前が1番最初に食べるべきだよ。まあ、1番最初って言ってもさっき毒味で1口食べちゃったけど』
カル｢良いんですか？？｣
『遠慮するな、ここは家じゃないんだから』
カル｢はい！｣
カルトが拾ってきた木の実はとても甘く
でも少し酸っぱい気もする、そんな味だった。
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茜色の花の如く(プロフ) - しゅがさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！亀更新ですが頑張ります！これからも「暗殺一家の次男？え？誰それ」をよろしくお願いします！ (2020年10月11日 0時) (
レス) id: 00dd599ea5 (このIDを非表示/違反報告)
しゅが - とても面白いです！続き楽しみにしてます！ (2020年10月10日 23時) (レス) id: 5482a7543e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茜色の花の如く | 作成日時：2020年4月11日 22時
