＊ ページ10
『ハァ、ハァ』
Aは病院に向かって走っていた。
突然の任務が入り乙骨達の引率が出来なかったAの任務終わりに入った連絡は真希の負傷。
そして里香の出現。
病室へと急ぐ。
真希の病室前には五条と乙骨の姿があった。
『ご、五条さんっ！』
五条｢早かったねA｣
『早く切り上げたので...憂太くんも無事ね』
乙骨｢はい...｣
長椅子へと腰を下ろし、自分の薬指に嵌められた指輪を真剣な表情で見つめる乙骨。
『真希の方は？』
五条｢そっちも問題なし｣
軽傷で済んだよ、という五条の言葉に一安心する。
そんなAを労わるように背中に優しく手を伸ばして撫でた五条。
そして、険しい表情で思い詰める乙骨へとAが声をかけた。
『憂太くん、どうかしたの？』
乙骨｢...初めて自分から里香ちゃんを呼びました｣
五条｢一歩前進だね｣
少し思い出した記憶。
里香が乙骨に呪いをかけたのではなく、乙骨が里香に呪いをかけたのでは無いかと言う仮説に繋がった。
五条｢これは持論だけどね｣
五条｢愛ほど歪んだ呪いはないよ｣
『......っ』
五条の言葉にAは悲しい顔をした。
その表情に気付いた乙骨。
何故、そんなに悲しそうに...
乙骨｢先生、僕は呪術高専で里香ちゃんの呪いを解きます！｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 854人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
たらんちゅらん(プロフ) - コメントありがとうございます！更新頑張りますので、よろしくお願い致します！ (2022年3月11日 1時) (
レス) @page6 id: 1921d60e8c (このIDを非表示/違反報告)
甘木 - ゔぅ最初の方読んだだけで涙腺が崩壊しそうに…夏油様…続き楽しみにしてますね〜 (2022年3月10日 19時) (レス) @page6 id: 7c01fc8068 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：たらんちゅらん | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=f429723d20d469671ae73cdd3305960c...
作成日時：2022年3月10日 4時
