Episode.2 ピアノの動機 ページ7
現在〜
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知人の紹介でピアノのコンサートへ訪れたコナンと蘭、そして眠りの小五郎とも呼ばれる
ピアノの演奏が終わり、場内が静まり返る。
一呼吸置いてから、いっせいに喝采の拍手が鳴る。
「キャーーーー!!」
まさにそれと同じように、周囲はしんとして、それから悲鳴が鳴った。
悲鳴の先には青い顔をして息絶えている女性の姿があった。
知り合いだったのかピアノ演奏をしていた女性が駆け寄った。
「触っちゃダメだよ」
「え...でも祐子が!」
死体に触れようとした女をコナンが止める。
貴重な証拠が保たれるように。
「皆さん落ち着いて下さい。この毛利小五郎が解決してみせます!蘭、警察に電話だ」
「分かった!」
息絶えてしまった女性の首元にコナンは注目していた。
ネックレスで隠れてしまっているが、少し見える紫色の痣。
それも細長い......。
「(ネックレスで絞殺...?いや、強度が足りなくてちぎれてしまうはずだ)」
なら、凶器はどこに...?
被害者の近くにいた3人の人物を見つめコナンは考えた。
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作者名:たらんちゅらん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=f429723d20d469671ae73cdd3305960c...
作成日時:2021年11月26日 22時