file.1『猫の探偵依頼』 ページ2
「やはり保健所などに連絡を入れてもらった方が良いかと思いますなぁ...」
『そうですよね...無理を言ってすみません』
「いえいえ!早く見つかる事をこの毛利小五郎、祈っております!!」
お美しい貴女の元にだったら帰ってくるはずです!っと鼻の下を伸ばしながら女性の手を握るのは毛利小五郎。
かの有名な眠りの小五郎と評される有名な探偵。
しかし仕事がまだ少なく暇な毛利探偵事務所にサングラスをかけた女性が依頼としてやって来た。
依頼内容は飼い猫の捜索依頼。
最初は猫探しかよ...と悪態をついていたがサングラスを外した姿が美人である事を踏まえ依頼を受けた。
休日のため事務所にいた蘭とコナンも含め4人で探して見たが見つからなかった。
流石の小五郎もお手上げ状態で解決すること無く終わりを迎えてしまう。
『お時間を割いてくださり ありがとうございます』
「早く見つかると良いですね...」
『きっとお腹が空いたら帰ってくるかしらね』
自分の事かのように心配する蘭に彼女は優しく微笑んだ。
その様子をコナンはただ黙って見ていた。
そして彼女は手を振り毛利探偵事務所を後にする。
「可愛がってる猫が突然居なくなるなんて心配だよね...」
「......」
「コナンくん?」
「え?あ、うん!僕お姉さん送ってくる!」
「コナンくん!」
何かが引っかかるコナンは蘭の制止する声を無視して階段を降り、彼女の後を追った。
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たらんちゅらん(プロフ) - 舞さん» ありがとうございます! (2021年10月9日 13時) (レス) id: 1921d60e8c (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください^_^ (2021年10月9日 1時) (レス) @page5 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たらんちゅらん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=f429723d20d469671ae73cdd3305960c...
作成日時:2021年10月9日 0時