ささやかな出会いから。3【逢坂壮五】

108話 初めての告白 ページ13

壮五side







授賞式が終わって番組が終了すると、僕は急いで着替えて外へ飛び出した。






人通りの少ない道を無我夢中で走った。僕が探していた人は、街灯に照らされながら、近くの川を見ていた。








壮五「っ…Aさん！」






そう叫んだ数秒後。彼女は僕の腕の中にいた。






本当は先に伝えることがあったのだけれど、体が言うことを聞かなかった。







壮五「Aさん。僕たち勝ったよ…TRIGGERに。」







A「…はい。しっかり観てましたよ。おめでとうございます。」







“おめでとう”たったそれだけの言葉なのに、すごく嬉しくて…。他の誰でもない、彼女に言われるのが一番嬉しい。








そうだ、伝えないと。僕の気持ち。






一旦彼女から離れて、Aさんと向き合う。頰を赤く染めたAさんがそこにいた。






緊張して思わず生唾を飲み込んだ。多分人生で初めてだと思う。好きなものを好きって言うのは…。








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・









壮五「…Aさん。好きです。」









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7月7日

アイナナの日おめでとうございます！

今日どうしても更新したかったので間に合ってよかったです。でも遅くなってすみません…。


ナナライも1日目が無事終了したということで、参戦された方、楽しまれてきたでしょうか？


ナナライ最高というワードを見かけて、本当に素晴らしいライブになったんだなと感じました。

作者ももう少しアイナナの存在を早く知ってれば、ライビュに参戦してたかもしれませんね…。

2日目参戦の方も体調に気を付けて、楽しんできてくださいね！



朱那/akana

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