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20話 待ち合わせ ページ21
あれから一ヶ月後…
壮五「Aさん遅いな…」
紡「壮五さんソワソワしすぎでは？」
無事にみんなから許可をもらい、ライブ会場の前で待ち合わせ中。
三月「でも壮五からのお願いなんてびっくりしたよなー。」
一織「はい。しかし、相手の方が花屋ということならば、良好な関係を気づいていかなければなりません。」
陸「相変わらず一織は堅いなー。玄関に飾ってあった紫色の花とっても綺麗だったなあ。」
見ての通り今いないメンバーは大和さん、環くん、ナギくん。
環くんとナギくんはいつものことだとして、大和さんまで何をやっているんだ。
時間は刻々と過ぎていく。
陸「……っはー、っはー…。
陸くん？
壮五「陸くん、大丈夫？息苦しそうだよ」
陸「すみません。ちょっと緊張しちゃって。」
緊張？でも前にTRIGGERのことについて何か言ってたよね。それと関係あるのかな。
そんなことを考えてるうちに、陸くんはさっきよりも苦しみ出した。
壮五「無理しないで。あそこのベンチに座ろう。」
謝る陸くんだけど、この呼吸の仕方。やっぱり普通じゃないよね。
陸「家族を捨てていった、あいつのステージを見なくちゃ…。」
家族を捨てた？
TRIGGERの中の一人が？
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作者名：朱那/akana | 作成日時：2018年5月13日 20時
