７：そして今【Oside】 ページ7
あれから5年。
とにかく本当にいろいろなことがあったけれど、今はこうして5人で一緒に暮らせているし、翔くんも松潤とカフェを営むことができていて、本当に良かったなと思う。
今では家の中でもどこにもぶつからずに歩いているし、"普通"に暮らせているわけだ。
でもそれは懸命なリハビリ______
翔くんの努力があってこそ。
俺だったら絶対に立ち直れない。
それでもいつも笑顔を絶やさず、俺達や周りを幸せにしてくれて。
そんな翔くんのことがメンバーみんな大好きです。
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MS「ただいま！」
ANO「おかえり〜〜」
翔くんと松潤が帰ってきて、さっそく夕飯の準備。
翔くん、もともと料理は苦手だけど、カフェで料理頑張って今では結構作れるみたい。
翔くんには包丁も危ないから、スライサーを使ったり、いろいろ工夫して頑張ってる。
S「オムライスできたよ〜！」
M「翔さんの料理っていつも美味そうだよな」
N「実際ほんとに美味しいですしね。」
A「はやく食べようよ！！」
「「「「「いただきまーす！！」」」」」
S「俺さ、大好物を自分で作れるなんて夢にも思ってなかったの！案外、悪いことばかりじゃないよね。」
A「オムライス好きだもんね〜翔ちゃんは。」
S「卵ふわふわのやつね！」
翔くんの発言を聞いて、この人はどこまでも前向きでポジティブなんだな、って思う。
いろいろ1人で抱え込んでないか心配だけど。
_____いや。翔くんのことだからまた1人で考えてるんだろうな。
何年も一緒にいたら分かる。
今度、聞いてみようかな。
翔くんと、2人だけの時に。
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作者名：ももん | 作成日時：2021年8月22日 23時
