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「A。」
Aと国木田君と一緒に出るとき、社長がAを呼び止めた。自然に三人は振り向く。
「?………何でしょうか。社長。」






「明日、私に日記を提出しろ。」
そう一言、云った。

Aは[えっ]と素の言葉を出して眼を見開き、相当動揺していた。その姿を見て流石に私も国木田君も驚く。
「、ッで、でも先週提出したばっか」
「判ったか?」
社長がAの声を遮る。Aは『はい…』と力がこもってない声で云い、静かに会議室を出る。





「何が如何なってるんだ全く……」
国木田君がそう呟き、頭を掻く。






































***
「うむ……また増えたな..。」
「如何する?社長。そろそろ対策とらないとAの異能が制御しにくくなるよ?」
『僕達も危ないし』と駄菓子を食べ乍云うのは、探偵社の名探偵__江戸川乱歩だ。社長の福沢は、Aから受け取った表紙が真っ黒の日記帳の頁を捲る。乱歩の隣に座るAは思わず苦笑する。
「A笑い事じゃないよ此。」
「判ってますよ。
如何します?皆が望むなら特務科でも警察でも何処でも行きますよ?」
「否Aも一応古株何だからもうちょっと危機感とか持とうよ。」
「判ってますよ。」にっこり笑う。
「あ、そういえばさ、」Aに向き直る。「“谷崎は如何だった?”」
「かなり依存してますよ。乱歩さんが試そうとか云うから。大して例外ってわけでもないです。」
「だろうな。」
ふぁぁ、と乱歩は欠伸をして。
予想通りの詰まらないリプに飽々したのだろう。

「A。」お茶を一口飲む。「また何時も通り、頼んだぞ。」

「判りました。」




























ーーーーー
しゃ……社長…..難い .、

誰おまだよ……、()
.

碌→←肆


ラッキーカラー

あずきいろ


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作者名:Utsuro x他1人 | 作成日時:2017年8月29日 17時

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