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芋虫男、もとい、相沢消太はヌーっと起き上がる。
ここで一言言わせていただきたいのだが、寝袋に入る必要性はあったのだろうか。
相澤は、ハイと言う。
「静かになるまで、8秒かかりました。時間は有限。君達は、合理性に欠くね」
この時も、殆どのクラスメイトの気持ちが揃った。先生！！？ と。
「担任の、相澤消太だ。よろしくね」
担任！！？ というクラスメイトの声が聞こえたような気がした。
で、コイツは。と相澤がAの頭を叩く。べチン、と割と大きな音がした。
「特別推薦という名の、浪人しやがった生徒だ。お前たちと1年生を繰り返す」
お前らはこうならないようにな、とか、コイツはいい見本だな、とか結構なことを言われながら、Aは軽くお辞儀をする。
「鬼海Aです。えっと、よろしく、おなしゃす、です」
周りのクラスメイトが、困惑し切った顔で、お辞儀を小さく返した。
「早速だが」
相澤は、Aが空いている席に、いそいそと座ったのを確認してから、口を開いた。そして、これまた寝袋から、雄英指定のジャージを取り出す。
ジャージの全体的のベースは群青色、と言うのだろうか、濃い目の青色で、所々に白と赤で線が引いてある。
「
「「個性把握……テストォ！？」」
青空に、ジャージを着た、新入生たちの声が響いた。尚、Aのジャージは、先ほど相澤が寝袋から出したものを借りた。
「入学式は！？ ガイダンスは！？」ボブの先程の女子生徒が、相澤に問いかける。
「ヒーローになるなら、そんな悠長な行事、出る時間ないよ」しかし、それを相澤はバッサリと切り捨てる。
「雄英は、�犲�由�瓩聞刺�が売り文句。そしてそれは、�狎萓限Ν瓩發泙秦海蝓�
つまりは、何をするかを決めるのは教師であって、それに学校の行事は関係ない。という事である。
「ソフトボール投げ、立ち幅跳び、50m走、持久走、握力、反復横跳び、上体起こし、長座体前屈。中学の頃から、やってるだろ？ �犖沈��甼愡澆梁領魯謄好函９颪鰐い澄�画一的な記録を取って、平均を作り続けている。合理的じゃない」
相澤は、「文部科学省の怠慢だよ」と言い捨ててから、爆豪、と1人の男子生徒に呼びかける。ツンツン髪の、目がつり上がった男子生徒だ。
「中学の時、ソフトボール投げ、何mだった」
「67m」
ソフトボール67mとは。
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碧ao - きゃーぽんさん» 2〜3歳ほど、A組のメンバーより上です。詳しいことは、後に小説内で明かしていこうかと思っています。コメント、ありがとうございました！ (2020年9月7日 14時) (
レス) id: 2e6603876c (このIDを非表示/違反報告)
きゃーぽん(プロフ) - 夢主は何歳なんですか？ (2020年9月6日 0時) (レス) id: 0aee990b2e (このIDを非表示/違反報告)
碧ao - 桜さん» ありがとうございます！ (2020年9月5日 20時) (レス) id: 3bba5cc6b5 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - めっちゃ面白いです！！更新頑張ってください！！応援してます！！ (2020年8月30日 8時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧ao | 作成日時：2020年8月22日 21時
