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Yuto side
猪狩から聞いた話を思い出しながら、目の前のさくちゃんが話す言葉に耳を傾けていた。
聞けば聞くほど、話は残酷になっていって、気づけば俺は拳を強く握りしめていた。
龍斗「 ……ってことで、俺はAと結婚まで出来たってわけ。どう？全部俺のシナリオ通りだ笑 」
「 それでさくちゃんは幸せなの？ 」
龍斗「 当たり前じゃん。幸せだよ 」
「 Aちゃんも？ 」
龍斗「 お互いを必要としてるから、俺たちは結婚したんだよ。好き同士じゃ結婚なんてしないよ 」
その言葉にカッとなった俺は、さくちゃんに殴りかかった。
今までの、猪狩とAちゃんの過去を掻き消すように。
何も出来なかった猪狩の気持ちを代弁するかのように。
『 …っ！優斗くんやめて！ 』
君が入ってくるまでわからなかった。
自分が正しいことをしていると思っていた。
『 龍斗くん大丈夫？ 』
龍斗「 ………っ、大丈夫。Aは？怪我、してない？ 」
『 わたしは全然大丈夫 』
さくちゃんに寄り添いながら庇うように座り込んだ彼女をふと見ると、涙ぐんだ目で俺を捉えた。
『 優斗くん、今日は帰って 』
" 詳しいことは明日、会社で聞くから "
俺を責めるような突き放すような目で見る君。
あぁ、俺も信用を失ったかもしれない。
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ぷちまる(プロフ) - ひめみやさん» コメントありがとうございます！更新に時間がかかったりしますが、これからもよろしくお願いします！ (2018年10月16日 15時) (
レス) id: 410c5672ce (このIDを非表示/違反報告)
ひめみや - とっても面白いです！！大好きです〜！これからも更新頑張ってください、応援してます！！ (2018年10月8日 23時) (レス) id: a45ed0fbdc (このIDを非表示/違反報告)
ぷちまる(プロフ) - れもも。さん» コメントありがとうございます！引き続きご閲覧いただけると幸いです… (2018年9月26日 23時) (レス) id: 410c5672ce (このIDを非表示/違反報告)
れもも。(プロフ) - コメント失礼します。このお話の雰囲気が好きです。これからも更新頑張ってください！楽しみにしています。 (2018年9月25日 21時) (レス) id: 32fdc62437 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷちまる | 作成日時：2018年9月25日 20時
