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Ryuto side
「 おはよう、A 」
今日は土曜日。休日だ。
「 今日のご予定は？ 」
『 なぁんにも決まってない 』
「 じゃあ結婚式のこといろいろ決めていこうよ 」
『 うん！あっ、あのね、高校の時の友達にウェディングプランナーになった子がいて、その子が一度うちの式場に来てみないかって 』
「 ん、いいんじゃない？行ってみようよ 」
『 ほんと？じゃあすぐ連絡する！ 』
その後、連絡が着いたらしく準備をして2人でその式場に向かった。
？「 A〜！ 」
『 結花ちゃん〜！ 』
久しぶりに会ったのか、キャッキャと喜ぶAとそのお友達。
『 龍斗くん。わたしの高校の時のお友達の川谷結花ちゃん 』
結花「 初めまして、川谷結花です 」
「 初めまして、Aの夫の作間龍斗です 」
結花「 よろしくお願いします 」
じゃあ、と通された式場の中。
外の日差しが差し込む色とりどりのステンドグラス。これでもかというぐらい大きなシャンデリア。やがてAと歩くことになるであろう真っ赤なヴァージンロード。
その一つ一つに、キラキラと目を輝かせるA。
繋いでいる手をぎゅっと握ると、俺の大好きな笑顔が振り向いた。
結花「 式挙げる予定はいつ頃希望？ 」
『 ん〜、いつ？龍斗くん 』
「 暫くまた仕事が忙しくなりそうなんだ。だからなるべくその前に早く挙げたいかな… 」
『 じゃあなる早で！ 』
結花「 じゃあ今からめっちゃスピーディーに決めて早くて3〜4ヶ月後かなぁ 」
『 だって、龍斗くん。お仕事、大丈夫？ 』
「 うん、まだわかんないけど協力できることはちゃんとするから 」
『 無理しないでね？ 』
「 うん、ありがとう 」
なるべく早く＿＿＿＿＿
仕事がこれから忙しくなるのは嘘ではない。
けど急ぐ理由は、Aと結婚したというちゃんとした証拠が欲しいからだ。
入籍はただの紙っぺら1枚で、誰かが破けばいとも簡単に関係は赤の他人に戻ってしまう。
そうなれば俺がAと付き合うまでにどれだけ苦労したかが全部水の泡だ。
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ぷちまる(プロフ) - ひめみやさん» コメントありがとうございます！更新に時間がかかったりしますが、これからもよろしくお願いします！ (2018年10月16日 15時) (
レス) id: 410c5672ce (このIDを非表示/違反報告)
ひめみや - とっても面白いです！！大好きです〜！これからも更新頑張ってください、応援してます！！ (2018年10月8日 23時) (レス) id: a45ed0fbdc (このIDを非表示/違反報告)
ぷちまる(プロフ) - れもも。さん» コメントありがとうございます！引き続きご閲覧いただけると幸いです… (2018年9月26日 23時) (レス) id: 410c5672ce (このIDを非表示/違反報告)
れもも。(プロフ) - コメント失礼します。このお話の雰囲気が好きです。これからも更新頑張ってください！楽しみにしています。 (2018年9月25日 21時) (レス) id: 32fdc62437 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷちまる | 作成日時：2018年9月25日 20時
