Ep.6 ページ6
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学校に着いて教室に入って 、黒板を見ると
またさらにわたしの気持ちを
憂鬱にさせる文字 、" 日直・小野 "
チャイムが鳴って 、チャイムと同時に入ってくる
担任と 、あいつ
担任「 浮所 、今日遅いな 」
飛貴「 ちょっといろいろあって 」
担任「 へぇ 、じゃあ今日の日直は… 、小野か 。
小野 、日誌頼んだぞ 」
『 はーい 』
先生から日誌を渡されて 、
今日の放課後は居残り決定
結局 、あいつと何も話さないまま時は過ぎ
あっという間に放課後
気づけば誰もいなくなった教室で１人
日誌に文字を並べていく
今日の感想を書く欄で手を止めて
何を書こうか悩んでいると
「 Aちゃん？ 」
『 あ 、先輩… 』
先輩はドアにもたれかかって
こっちに向かって歩いてきた
優斗「 なーにしてんの？ 」
『 日誌書いてます 笑 』
優斗「 あー！日直か！ 」
『 先輩こそ何してるんですか？
部活 、行かなくていいんですか？ 』
優斗「 あー 、Aちゃん探してたの 」
『 え 、なんで？ 』
優斗「 なんかAちゃんとお話したくなってさ 」
『 お話… 』
優斗「 ダメだった？ 」
首を傾げて聞いてくる先輩はなんかずるくて
今日1日憂鬱だった気持ちを
全部吹き飛ばしてくれる
優斗「 どこ書けないの？ 」
『 この今日の感想が… 笑 』
優斗「 今日楽しかった事とかないの？ 」
『 朝からちょっといろいろあって 、、』
優斗「 ふーん 、じゃあ俺が今から
面白いことしてあげよっか？ 」
先輩の言葉の意味が分からなくて
頭の上にはてなを浮かべていると
予想だにしない出来事が起こった
一瞬だけ先輩の顔が目の前にきて
唇に何かが触れた
前の席に座ってわたしを見る先輩は
にこにこしていて 、キスされたなんて
気づくには少しの時差があった
『 へ 、、』
優斗「 はは 、やっぱAちゃんって面白いわ 」
頭が真っ白になって固まった
優斗「 かわいいね 、Aちゃんって 笑 」
もう恥ずかしくなって全力でその場を離れた
『 わたし帰るんで！さようなら！！ 』
鞄を持って走り去ると叫ぶ先輩
優斗「 Aちゃん！日誌はー？？ 」
先輩の声なんか１つも耳に入らなかった
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みおっち - やっぱり、ユウピの私服は、ボーダーなのね笑 (2020年4月23日 20時) (
レス) id: 85832c76d8 (このIDを非表示/違反報告)
na(プロフ) - このお話大好きなので、更新楽しみにしてます！これからも頑張ってください！ (2018年1月14日 23時) (レス) id: 525af4f17e (このIDを非表示/違反報告)
空 - 毎回楽しく拝見させていただいています！これからも更新頑張ってください！ (2017年11月25日 0時) (レス) id: 770563d284 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - 先輩大好きなんですけど・・・想いがつたわりません・・・。この小説はキュンキュンしちゃいます！ (2017年11月7日 21時) (レス) id: 2d001989db (このIDを非表示/違反報告)
くんさん(プロフ) - 凄く面白かったです！！是非これからも頑張ってください。私も小説書いているので、興味があれば是非見てくれると嬉しいです！仲良くしてください (2017年11月6日 22時) (レス) id: 8759a696d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷちまる | 作成日時：2017年11月6日 13時
