Ep.21 ページ21
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どれだけ走ったかわからない
けど気づけば昔 、ひーくんとたいちゃんと
よく遊んだ公園に着いた
ブランコに座って 、ひーくんのばか 、なんて
呟くけど儚く消えた
「 Aちゃん！ 」
名前を呼ばれて顔を上げると
わたしを追いかけてきたらしい 、たいちゃん
息を切らしながら走ってきてくれた
『 たいちゃん… 』
大昇「 よかった 、こんな所にいたんだ…
隣 、座っても大丈夫？ 」
『 ん 、いいよ 』
大昇「 ありがとう 」
よいしょ 、と隣のブランコに座るたいちゃん
大昇「 飛貴も素直じゃないよね 笑 」
『 ひーくん 、ばか 』
大昇「 Aちゃん 、俺ね 、明日の試合 、
頑張るから 。飛貴に勝つから 」
『 頑張ってね 、って言ってもわたしは
たいちゃんの学校にとってはライバル校か 笑 』
大昇「 んん 、ありがとう 。俺ね 、いつも
何しても 、飛貴には勝てないんだよね 笑 」
『 なんで？たいちゃんの学校 、
偏差値高いじゃん 。頭の良さとか優しい所とか
たいちゃんはいろいろ勝ってるよ？ 』
大昇「 飛貴は 、俺より頭良いんだよ 」
『 え 、』
大昇「 中学のとき 、いつも成績負けてたんだ 笑
スポーツも万能でなんでも出来て 。
俺が唯一勝てたのは 、国語の成績かな 笑 」
『 じゃあなんでひーくんはもっと上の
学校 、目指さなかったの？ 』
大昇「 それはね 、好きな女の子を追いかけて 、
自分の頭の良さよりその子を優先したんだ 」
『 好きな女の子 、、』
大昇「 そう 。飛貴 、かっこいいでしょ？ 」
『 うん 。たいちゃん？ 』
大昇「 ん？ 」
『 ありがとう 。ひーくんに謝る 。だから帰ろ 』
大昇「 うん 」
たいちゃんと並びながら家まで
なんでもない他愛のない話をして帰った
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みおっち - やっぱり、ユウピの私服は、ボーダーなのね笑 (2020年4月23日 20時) (
レス) id: 85832c76d8 (このIDを非表示/違反報告)
na(プロフ) - このお話大好きなので、更新楽しみにしてます！これからも頑張ってください！ (2018年1月14日 23時) (レス) id: 525af4f17e (このIDを非表示/違反報告)
空 - 毎回楽しく拝見させていただいています！これからも更新頑張ってください！ (2017年11月25日 0時) (レス) id: 770563d284 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - 先輩大好きなんですけど・・・想いがつたわりません・・・。この小説はキュンキュンしちゃいます！ (2017年11月7日 21時) (レス) id: 2d001989db (このIDを非表示/違反報告)
くんさん(プロフ) - 凄く面白かったです！！是非これからも頑張ってください。私も小説書いているので、興味があれば是非見てくれると嬉しいです！仲良くしてください (2017年11月6日 22時) (レス) id: 8759a696d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷちまる | 作成日時：2017年11月6日 13時
