あの、あなたに恋していいですか？② (ページ34)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:2,649 hit

▼ ページ34

チンピラ「は、はいーー(泣)」
［チンピラが離れていく］

葵&杏樹「ポカーン...」

？「大丈夫？」

葵&杏樹「...はい」［お互いを見る］

？「えっと...君達名前は？僕は成瀬湊さっきは怖がらせてごめんね？タメ口で大丈夫だよ！」

『えっと、私は森川葵です。あの、助けて頂きありがとうございました。』［ペコり］

杏「えっと、私は水落杏樹です...ありがとうございました。」［ペコり］

湊「またどこかであったらよろしくね！」(可愛い...杏樹さん)

葵&杏樹「は、はい...」

湊「そうだ、杏樹さん。」

杏「はい？」

湊「良かったらでいいんだけど、僕と連絡先交換してくれませんか？」

杏「えーと...なぜ？」

湊「あなた達に害を呼ばないためです。」

杏「害？」

湊「さっきのチンピラだってあなた達にとっては害でしかない。」

杏「...連絡先交換はいいけど、さっきの〚俺の惚れた女〛あれはなに？」

湊「そのままの意味です。僕はあなたに一目惚れしました。［片膝をつく］僕と付き合ってください。」［ペコり］

杏「えっと...私、ヤンキーとか荒っぽい人好きじゃないのごめんなさい。」

湊「なら...ヤンキー辞めます。」

湊「はい！杏樹さんの為なら！」

杏「なら、それに加えてなんだけど...もう1つ条件が...」

湊「なに？」

杏「私は今ね、別の人を好いているの。」

『杏樹ちゃん...』

杏「だから、その人への気持ちを忘れるくらい私を惚れさせて！それが出来たら付き合ってあげる。」

湊「！もちろん、必ずや惚れさせてみせますよ！」［顎クイ］

杏「言ったからね！///」(恥ずかしい...)

湊「はい、男に二言は無いので！」

*

［帰り道］
杏「も〜う！なんなの！？普通初対面で顎クイとかするの！？///」

『もしかして、もう好きに？』

杏「まだ...違っ別に気になっただけなの！も〜葵ちゃんからかわないで！///」

『あははっそういうことにしとくよ！』

杏「だ〜か〜ら〜！」

［それからしばらくして...］
『じゃあ家に着いたから、また今度遊ぼうね！』

杏「うん！またね！」

こうして、杏樹と別れた葵は密かに2人が付き合うことを願っていたのでした。