あの、あなたに恋していいですか？② (ページ10)

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琉唯の決断ページ10

琉唯が葵の父から相談を受けてから1週間が過ぎた…
〚教室にて〛

琉「なぁ葵、今日の放課後春風に行ってもいいか？」

『どうしたの？今日バイトの日じゃないでしょ？』

琉「こないだの話に答えを出したいと思って...」

『！？もしかして正社員の話？』

琉「ああ」

『なら、いいけど...』

〚放課後...〛

『ただいま！』

葵父「おかえり...おや、琉唯くんじゃないか！どうしたの？今日シフトなかったでしょ？」

琉「はい...お父さんこないだの話に答えを出したくて...」

葵父「分かった...こっちに来なさい…向こうで話そうか」

琉「いえ、葵にも聞いて欲しい事なので...」

葵父「そうか...」

〚数分後...〛

葵父「それで、どうするんだね？」

琉「正社員になります」

葵&葵父「！？」

『琉唯...本気？』

琉「...俺はいつだって本気だよ。大好きなモノの為なら...」

『...///』

葵父「で、話戻すと正社員になってくれるんだね？」

琉「はい！」

葵父「理由とかあるのかい？」

琉「理由は2つあります。1つは葵やお客さんを喜ばせる菓子を作る為。もう1つは、大好きな人の喜ぶ顔を隣で見たいからです。」

『///...』

葵父「そうか...じゃあ最後に1つ仕事中にどんなハプニングが起きても迅速に対応する覚悟はあるのかい？」

琉「...はい！」

葵父「よし！じゃあ今年いっぱいはバイトで来年から正社員になってもらおうかな？一応今は高校生だから...」

琉「分かりました...」

こうして、琉唯は正社員になるという大きな決断をしたのでした。一方葵は琉唯が正社員になって嬉しい反面少し心配していたのでした。

『(大丈夫かな...)』