あの、あなたに恋していいですか？① (ページ40)

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葵の見たもの（後編）ページ40

『る、い？』

？「ねぇ琉唯君。久しぶりだね」

琉「､､､誰お前？そして何の用？」

？「やだ！忘れたの？一年の時、同じクラスだったでしょ？」

？「あ！いいこと考えた！琉唯君、相手いないでしょ？だから、私の彼氏になってよ」

葵&琉「､､､！？えーーーー！まって、相手がいない、彼氏になる､､､はぁーー！？」

『(OKしないよね、琉唯。お願いだから、それでも私の彼氏でしょ！､､､まって自分で言ってて恥ずかしい､､､)』

琉「え、でも俺には葵がいる。なら、友達となら､､､」

？「琉唯君？どうしたの？そんなことより私の彼氏になってくれるんでしょ？」

琉「えっと、俺は、君と､､､」

『ふざけないで！』

琉&？「､､､！？」

？「あんた誰？」

『琉唯は､､､私の自慢の彼氏なの！琉唯をバカにするのは私が許さないから！』

琉「ちょ、ちょっと葵？」

『琉唯は少し黙ってて！どうせ琉唯のことだから友達としてなら､､､とか考えてたんでしょ？』

琉「うぐ､､､」

『とにかく、金輪際琉唯と私に近づかないで！』

？「ふざけないでよ！なんで琉唯君があんたみたいのと付き合ってると思ったの？」

『逆に聞くけどあなたは琉唯と付き合えると思ったの？』

日「えーと、取り込み中のところ失礼します」

日「(葵に恋のこと喧嘩しかけちゃだめ！これでもまだ現役弓道部だからね)」

？「(そうなの！？そうと知らずに私､､､じゃあ謝らなきゃ)」

日「(謝るのも待った､､､ほら、)」

？「(え？)」

琉「なぁ。葵が言ってた自慢の彼氏って本当？」

『ふん！ま、これでさっきの答え出たでしょ？』

琉「あぁ。でもさっきの黙っててはひどいよー！」

『ごめんごめん。許して！』

こうして、琉唯がモテていることと、琉唯の優しさに気づいた葵。その一方、葵が自慢の彼氏と言ってくれて嬉しい琉唯でした。