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傘。 ページ7
仕事が終わり、帰ろうと思い外を見たら。
雨が降っていた。
傘出さなきゃ…って、あれ?
…傘がない。
そこに、一ノ瀬くんがきた。
「先生、帰ろう?」
『あ〜、うん、帰ろ…!』
「……傘ないんでしょ〜、先生」
『な、なんで…!?』
え、なんでわかったの?え?…え?←
「先生わかりやすすぎ。俺の傘使いなよ」
『それはだめっ!一ノ瀬君がぬれちゃう…!』
「…じゃあ、相合傘しよ?」
『ふぇ?…///』
「はい、きまりね。」
腕を引かれる。
私よりも背の高い一ノ瀬くん。
私は彼を見上げる形になる。
どうしよう…生徒にこんなことされて、ドキドキしちゃってる…
ほんとなら、先生失格なのにね
一ノ瀬くんは、何を思ってわたしに話かけてくれるの?どうして、付き合いたいなんて言うの?…本気にしちゃうからやめてほしい。
なんて、だめなんだけどね。
「先生。」
『!?っ何!?』
「そんなにびっくりしないでも。次、どっち行くの?」
『え、あぁ、左だよ〜』
「わかった〜」
なんて、喋りながら帰っていると、いつのまにか家についていた。
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作者名:悠里 | 作成日時:2019年4月18日 22時