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お泊り。 ページ5
次の日。
昨日の事もあり、一ノ瀬君を見ると少し意識してしまう。
「おはよ、先生。」
『おはようございます一ノ瀬君。』
無理に冷静を装う。
「それでさ、先生。用件があるんだけど。俺の親さ、今日帰ってこないんだよね〜」
『うん』
「俺、今日最初に家出て、そのあと親が家出たんだよ。」
『うん』
「鍵、中に忘れてきちゃった。」
『うん…ん?え!?それやばくない??』
なんでそんな落ち着いてるんだ!
「帰れなくてさ〜」
『普通にピンチだよね?』
「だから、、、泊めてくれない?」
『っはぁ!?えぇ??』
「お願い〜」
『ダメダメ!先生と生徒よ?そんなことしちゃ…!』
「じゃあ今日俺野宿だ(´・ω・`)」
うっ…そんな顔されたら…
「…駅前のマカロン。」
『ん?』
「駅前のマカロン、買ってあげる」
『わかりました。』
マカロンはずるい。最近金欠で買えてなかった時に、マカロンは禁句だ。
「ちょろww」
『マカロンは神様だよ?』
「ww」
『あははっww』
「じゃ、よろしくね?」
『っ…///』
急に耳元で囁くは、
反則だ。
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作者名:悠里 | 作成日時:2019年4月18日 22時