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恋37 ページ40

あ、そういえばジャージ乾燥かけたままだったな。
明日体育あるし準備しとくか…

僕が洗面所に行こうとした時、電気が付いてることに気がついた。
ん?誰だ?



「ふんふ〜ん♪」

げっ、二郎かよ…。
何故か鏡の前で自分の顔を見ながらニヤニヤしている。

「な、なんだよ二郎…鏡の前で…気持ち悪いぞ?」

「なぁんだ三郎かぁ!なんでもねーよっ」

「……」ゾワッ

冷たい何かが背筋を走った。

「なぁ〜」

「?なんだ?」

「俺って髪結んでんの似合うか?」

「……………は?」

何だって???

「だーかーらー、似合うかって聞いてんだよ」

「…悪くはないんじゃ、ないの?」

「そーか!!明日もこれで行こ〜!じゃーな!三郎〜おやすみ〜」

「あ、ああ」


なんだったんだ一体。

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作者名:音夜 | 作成日時:2021年2月27日 1時

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