理由 ページ9
*
長い会議が終わり、私はこれからある場所に向かう。
ｺﾝｺﾝ
「ルナティックです」
「入れ」
ｶﾞﾁｬ
他の部屋よりも大きい扉を開ける。
私はセンゴクさんに呼ばれていたのだ。
「何でしょうか、元帥」
「お前の仕事を言うのを忘れていたな。
お前には、能力者の殲滅をしてもらう。」
椅子に座り、手を組んでそう言った。
「殲滅とは一体何をすれば？」
「恐らく、これは戦争になる。能力者もたくさん来るだろう。そこでお前の能力が必要だ。」
能力者を無能にする力。
悪魔に見放された力。
海に好かれた力。
欲しくなかった力。
「わかりました」
「そこで、お前にはこれをつけて欲しい」
そう言って机から出したのは、お面だった。
「これは能面と言ってな、ワノ国のものだ。」
無表情の女性の顔。
失礼だけど、不気味という言葉が合っている。
でも何故か美しいと感じた。
「わかりました」
「理由は聞かなくて良いのか？」
「大丈夫です」
理由なら分かってる。
こんな能力を持っているから。
顔を他の人に知られれば大変な事になるから。
だって私はただの兵器だから。
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りんご - 面白いです (2021年10月17日 10時) (
レス) @page18 id: 15d4b06566 (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - 続きがめちゃくちゃ気になります！！これからもがんばってください！更新楽しみに待ってます！ (2021年8月15日 19時) (レス) id: 2cb5bf810d (このIDを非表示/違反報告)
桃の缶詰っておいしいよね - 手の温もりの時、ジーンときた。(;ω;) (2017年11月1日 20時) (レス) id: 8e4e49e259 (このIDを非表示/違反報告)
ルキナ(プロフ) - アスファルさん» ありがとうございます。頑張ります。 (2017年9月30日 18時) (レス) id: 7a6b0467b7 (このIDを非表示/違反報告)
ルキナ(プロフ) - みかづきさん» 遅くなって申し訳ないです。頑張ります。 (2017年9月30日 18時) (レス) id: 7a6b0467b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴっぷるー | 作成日時：2017年2月4日 20時
