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4. ページ5
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あの日から暫くして、
私たちの高校生活は始まった
友達とクラスは離れちゃったけど、新しい友達も出来た
人見知りだから、友達が出来るか不安だったけど
そんな心配いらなかった
明るくて、優しい
そんな人ばかりだった
・
時が過ぎるのはとても早い
あっという間に桜が散って、ピンク色だった窓の外は、緑へと変わってしまった
「Aちゃん、移動教室一緒に行こう!」
その一言で、次が移動教室だったことに気付く
『忘れてた…』
「やっぱりね!そんな顔してた」
2人で渡り廊下を走る
「余裕だね!」
渡り廊下から見える時計台は、まだ授業開始の3分前を指していた
「ちょっと待って!!!!」
後ろから聞こえた声に振り向く
授業が始まる直前で、いつもは数人いるはずの渡り廊下には、友達と私、
そして、その声の主である男の子だけだった
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作者名:檸檬 | 作成日時:2020年4月7日 23時