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23. ページ25
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"ピンポーン"
川村くんとの電話が終わってから30分くらい経ったとき、家のインターホンが鳴った
宅配かな、?
宅急便の人にこの涙目見られるの恥ずかしいな、なんて思いながら玄関のドアを開ける
『はい、………え?なんで、』
そこに居たのは、宅急便の人なんかじゃなくて、
「来ちゃった」
川村くんだった
「やっぱり、泣いてる」
そう言って、私の頬に優しく触れる
大きくて温もりのある手だ
『違う、これは目にゴミが入っただけで』
「大丈夫、泣いていいよ」
川村くんの腕が私を優しく包み込む
玄関先なのに、近所の人が見てるかもしれないのに
でも今はそんなの関係なくて、今までの気持ちが溢れ出して涙が止まらなかった
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作者名:檸檬 | 作成日時:2020年4月7日 23時