3day ページ4
そこは小さな部屋だった
正面の壁にはめこまれ窓からぼんやりとした光が射し込んで部屋の中央に
置かれたベッドを照らしていた
黒猫は俺の足元から飛び出して窓のへりに飛び乗った
そして案内はここで終わりだとでも言いたげにくつろぎはじめた
部屋を見回しながら花柄模様の床をそろそろと歩く
ふとベッドの方を見るとベッドには小さな少女が眠っていた
足音を立てないようにベッドの脇に回りこむ
少女は静かに寝息を立てて寝ていてその少女をよく見ると
少女は薄紫色の長い髪に赤いリボンをつけていた
けれど手足などはほとんど包帯で覆われていた
包帯はところどころ赤黒くにじんで覆えない部分からは赤く剥がれた皮膚が
のぞいていた
細い首には血管がくっきりと浮かび上がっていて
シーツに覆い隠されている体も痩せほそっているに違いない
だが不思議なことに彼女の薄紫色の髪の毛だけは艶やかで美しかった
パタン
急に扉の閉まる音がして俺は扉の方を振り向いた
誰かが入ってきたのかと思ったが違った
閉まりきってなかった扉が今閉まったのだ
俺は再びベッドの上の少女を見やった
そしてベッドの上の少女と目が合った
少女が目を見開いてこちらを見上げていた
今の音で目覚めたのだろうか 少女はゆっくりとまばたきをした
長い睫毛にふちどられた金色の瞳が俺の顔を眺めた
少女:貴方...だれ?
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彼岸花が咲くとき(プロフ) - ありがとうございます！ (2018年6月11日 19時) (
レス) id: 83a1224a31 (このIDを非表示/違反報告)
沙奈 - 応援しています！これからもがんばってください！！ (2018年6月11日 16時) (レス) id: c2ed3c2b66 (このIDを非表示/違反報告)
ピース♪@PC破損中(プロフ) - 彼岸花が咲くときさん» はい！頑張ってください！ (2018年4月5日 17時) (レス) id: 42eb3dfe3d (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花が咲くとき(プロフ) - ありがとうございます！これからちょくちょく頑張っていくのでよろしくお願いします (2018年4月5日 13時) (レス) id: 83a1224a31 (このIDを非表示/違反報告)
ピース♪@PC破損中(プロフ) - 受験お疲れ様でした！ (2018年4月5日 10時) (レス) id: 42eb3dfe3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸花が咲くとき | 作成日時：2017年8月15日 1時
