僕はあなたのペットです~JK~ (ページ40)

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・40話ページ40

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学校から家に帰っている途中
たまたま横を通りかかった女子大生の
話が耳に入った

『あ、ここここ！ここの公園でイケメンダンサー目撃したの！」

『ここなんだ！私も会ってみたい♡』

イケメンダンサーか…皆言ってるけど
どんな人なんだろう
変に期待すると会った時に傷つきそうでやだな

でも、皆が言うんだから
そうとう格好いいんでしょうねw
お目目にかかりたいなぁ

そんなことを思いながら家に入った

ガチャン

「ただいまー」

JK「あ、お帰り」

「ちょっと///」

JK「え、何？」

グクが下着一枚で頭をタオルで拭きながら
お風呂場から出てきた

JK「いいところに帰ってきてくれた♡
俺の頭拭いてー(^^)」

「え、あ、、うん//」

タオルでグクの頭をていねいにふく

JK「やっぱ気持いい……」

グクは眠たそうな声でそう言った

JK「ねぇA、俺が出て行くと寂しい？」

「えっ」

心臓がドキッとした
誰かに心臓を握られたかのように苦しい

「どうしてそんなこと聞くの」

なんでだろ、グクはきっと軽い気持ちで
そう聞いたはずなのに私は重たくとらえちゃう

今の私の不安を当てられたようで少し怖い
私が今一番悩んでること、それは
グクがどこかに行ってしまわないからどうか

なぜか私の声は震えていた
自分でもわかる、それならぐくにもきっと
バレてしまったはず

「グク…どこかに行くの？」

私が手を止めたから、不思議に思ったのか
頭をあげてクリクリの目で私を見てる

JK「…A？どうして泣きそうなの…？」

私の様子を見てアワアワしてるグク

「ご、ごめん……なんか私感情的になっちゃった」

JK「俺と離れるの嫌なんだね」

下を向いた私の指を自分の指と絡め合う

「……」

JK「A？」

「そんなの当たり前じゃん…グクがいなくなることなんて、考えたくもない……」

JK「…ごめん、変な質問して…不安にさせるつもりはなかったんだけど…ほんとごめん、
でも安心して、俺はAから離れないから」

「うん…グクは私が拾った子犬だもん…
誰にも渡さない、、」

私がそう言うとあははっと笑った

「本気だもん！」

JK「ふっwwほんと可愛い飼い主だな(^^)」