僕はあなたのペットです~JK~ (ページ3)

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・3話ページ3

この日から私は犬のような人間と

一緒に生活をする事になってしまった

「えっと…じゃあ、とにかく体と頭拭いて」

タオルを目の前さ差し出した

JK「いらない」

「え、でも…風引いちゃうよ？」

JK「知ってる。だから、シャワーかしてね？」

「………」

私の答えも聞かないでるんるん♪と

シャワー室に入っていった

何この人は……さっき言ってたことと

全く別の行動をとってるんだけど……

これは、厄介なものを入れてしまったなぁ

でも、私が一番思っていたことは

彼が何者なのか、どこから来たのか

どうして家に置いて行かれたのか……

歳も名前も何も聞いてない

家で？

そーだとしたら、私って誘拐犯みたいな

事にならないよね？不安がつのるばかり

しばらくすると彼が出てきた

しずくをポタポタ垂らしながら

「嘘でしょ……」

平気な顔をしてタオルを探してる

探すのはいいけど頭くらい拭いてほしい

「あの、頭拭いてもらえます？」

JK「そうだ、タオル！」

なんだ、この人…人の話を全く聞かない

「た、タオルならこれで………

えっ？」

JK「早く！」

「え、でも…」

JK「早く！俺風引いちゃうよ」

頭を私につきだしてきた

し
仕方なく髪の毛を拭いてあげる

JK「はぁ、気持ちいい」

何この自己中男！！

JK「ねぇ、眠い」

「次は眠いって……」

JK「早く！」

どこまで自分勝手なのよ

「はいはい」

地べたに布団をひいてあげた

JK「嘘でしょ？俺にここで寝ろって？」

「ぇ、、」

JK「絶対にやだ！俺はベットで寝る」

そう言って私のベットに寝転んだ

イライラが限界まで達してきた

「あのっ！！出て行ってください！
ここは私の家なんです！自分勝手過ぎます！

文句があるなら今すぐ出てって！！
さっきの約束と全然違うじゃない！」

頭が沸騰したかのように大声を出す私

JK「ごめん…そんな…怒んないで」

彼は私のことを抱きしめた

「え、な、何してるの…」

JK「ごめんね、ワガママばっか言っちゃって…
俺は…君のペットだもん言うこと聞くね」

私は彼に抱きしめられたまま動けなかった

「ねぇ、どうして……抱きしめてるの」

JK「だって、俺犬だよ？

ご主人様が怒ってるならなだめてあげなきゃ」

その言葉を聞いて私は

さっきまで彼に対して抱いてたイライラや

緊張感が一気に溶けていった気がした