僕はあなたのペットです~JK~ (ページ2)

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・2話ページ2

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ある雨の日の夜

私は用事があって出かけていた

思ってた以上に長びいちゃって

もう8時を回ってる

私は一人暮らしをしていてる

両親とは一緒に暮らしていない

私が幼い頃に二人は離婚してしまい

私をおばあちゃんのもとに残して

二人共消えてしまった

とぼとぼと暗い道を傘を指しながら

歩いてた………

あれ？

マンションの前にかなり大きなダンボール

宛名は書いていなくて

怖いものみたさでドキドキしながらも

中を開けてみた、

「えっ……男の人……」

私は一気に鳥肌が立った

嘘でしょ！死んでるの？

男の人を揺すってみる

しばらくすると目を覚ました

「良かった…死んでるのかと思ったよ」

その人は全く話さない

「あの……そこで何をしてるんですか？」

JK「……な、何をしてたんだろう…」

その人にもわからないから様子

その人は頭がびしょ濡れで身体は冷え切ってる

JK「ねぇ、君ってここの人？」

「そうですけど…」

JK「お願い！家に入れて！」

「はい？」

すると私から鍵を奪ってドアを開けた

「ちょ、ちょっと！！」

JK「早く！早く鍵を閉めて！！」

すごい勢いで叫ぶその人

「は、はい！」

いうことを聞くしかなかった

何なのこの人、絶対に怪しい

でも、その人は何かに怯えてる様子だった

JK「君！こっち来て」

呼ばれたのでビクビクしながら近づく

JK「本当にお願い！ここに居座らせて！」

「ちょっと何言ってるんです！
いい加減にしてください！人の家に勝手に

入って！しかもこんな時間に！
挙句の果てには居座るって何なんですか！」

久しぶりに怒鳴った気がした

JK「‥‥だよね…ごめん」

意外と素直に謝られたから

私は悪くないのに罪悪感が生まれた

本当はいい人なのかも……

JK「でも、本当にお願い…俺帰るとこないんだよ…金もないし…このとおり！」

「そ、そんな…困ります」

JK「俺には君しかいないんだよ、お願い
ペットになるから！ペットってことで俺のこと

飼ってくれない？お願！ご主人様の言う事なら
何でも聞くし､悪ふざけだってしない！」

この人は何を言い出すのだろうか……

でも、それだけ必死な彼を見るとことわれない

それにもし、断って本当に帰る場所が

なかったのなら大変なことだよね…

「はぁ…わかりました…」