私の理想の男の子-TH-

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『テヒョン一緒に帰らない？』





私達が通っている高校1の美少女が
テヒョンに声をかけた









テヒョンの後の席に座りながら
ただ黙ってその会話を盗み聞き。









こんな子がテヒョンと付き合えるんだろーな
可愛いし、スタイルいいし……









いいなぁ









なんて思ってると
テヒョンがまさかの行動に出た。









TH「あー、ごめん！俺今日用事あるんだ」









あんな可愛い美女の誘いを断るなんて
ちょっとビックリしたけどどこかで安心してる









とゆーか、そーいや
テヒョンが誰かと帰るとこ見たことないな









そんな事を思ってると
いつの間にかホームルームは終わってて
テヒョンの姿はなかった。









用事ってなんだろ？









どーでもいいことなんだけど
好きな人だから気になっちゃう。









気にしたところで彼が振り向いてくれる
わけでもないんだけど…









その日の帰りは、明日の朝ごはんを買って
帰ろうと思い､いつもと違う道に出た。









「コンビニってこのへんだよね……?」









なれない道で、スマホを見ながら行く。









その時だった。









「あれ…?テヒョン？」









テヒョンが走って細い路地に入っていくのが
一瞬だけ見えた。









いや、あれはテヒョンなのかな？
でもテヒョンで間違いないと思うんだけど…









私が見たテヒョンは黒い長ズボンに
黒いパーカーをか着ていた







頭にはフードをかぶって、
その………いつもの明るいテヒョンからは
想像できない服装……









なんとなく好奇心が湧いてきて
コンビニなんて忘れて
気づけばテヒョンの後を追いかけていた。









どうしてテヒョンがこんなところに？
それに、制服は？
さっき終わったばっかなのに…








しばらく私も走っていたけど
テヒョンの足には追いつけなくて見失った。









「あれ？この辺だったと思うんだけど…」





何も考えず走ったせいでここがどこなのか
わからない、わかるのは暗い路地ということ






どうしよう…怖くなってきた。
変な人に絡まれなければいいんだけど…






その時後ろから声をかけられた







TH「A？」






聞き覚えのある声。
振り返るとテヒョンがいた






TH「どうしてこんなところに？道わかる？家まで送るよ(^^)」

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