私の理想の男の子-TH-

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「じゃ、じゃあ……私の事は……その……」





TH「好きじゃない。
俺に惚れるなんてバカな女。ww」







「……」




言葉が出なかった。
バカな女…?
あの、テヒョンがそんなこと言うの？







TH「今までバカな女どもにたくさん告白されてきたけど、裏の顔を見られるのは初めてww」





「……」




楽しそうに笑う彼は悪魔そのもの。
紳士なんかじゃない。
あんなにも優しかったのに、笑顔が素敵で…









TH「Aは逃げないんだね、まさかまだ俺のことが好き？」







そう言われて知らぬ間に涙がこぼれた。
だって、ずっと好きな人で憧れだったんだもん
そんな人に告白されて嬉しくて……
すぐには嫌いになれないよ







「…好きだよ……」









TH「ホント馬鹿。俺さ重たい女無理」






「でも……」






TH「ああーうるさい。俺、生き物嫌いでさ、特に君みたいな、俺に愛を求めてくる奴、マジでダメ」









そこまで言われるなんて、
私が知ってる彼じゃない。









「ひどいよ……どうして…」








TH「また泣くの？面倒くさい……女なんて股開いて鳴いてればいいんだよ。イライラする」






「そ、そんな言い方……酷すぎるんじゃない？」





TH「ひどい！？こんな俺に惚れたのはお前だろ。」





「だって、、こんな人だとは思ってなかった……」







TH「じゃあ何、俺の事良く知らないくせに好きになったって!?それもそれでどーなの。」






「……。」








確かに、テヒョンの言う事は正論。
本当にこんな人だとは思ってなかった…








TH「俺ちゃんとした恋愛嫌いなんだよ」









「ちゃんとした恋愛が、普通でしょ?」






私がそう言うと目を細めて
私が座ってるベットにテヒョンも座った。









TH「そう?じゃあさ…俺の事がそんなに好きならAが思う普通の恋を俺に教えてよ。」









テヒョンは包丁を台の上に置いて
じーっと私を見てる。









「で、でも…テヒョンは私の事好きじゃないんでしょ…。」






TH「むしろ苦手」







「そんなの…恋じゃないじゃん」









なんでだろ、こんな最低男。。。
それでもテヒョンを好きなままな
自分に腹が立つ。









TH「どーせ、A暇でしょ？」

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