検索窓
今日:3 hit、昨日:6 hit、合計:359,570 hit

▼押し掛け ページ20



岩田side


_ピンポーンピンポーンピンポーン

「はーい…って岩田さん?」

岩田「そう!俺!」

「…どうしたの?笑」

岩田「…話が合って。とりあえず入れてくれる?」

「…どうぞ」



オートロックを不思議そうな感じで開けてくれた。
直人さんに教えて貰った部屋の前にゆっくり向かう。


_ピンポーン

___ガチャ


岩田「こんな時間にごめん。
でもどうしてもAちゃんと話したくて。」

困った様に笑ってくれるAちゃん。

「ううん。大丈夫。…入って?」



(…Aちゃんのいい香り)


「コーヒー?紅茶?」

岩田「コーヒーで」

「はーい」


ソファに座ってAちゃんを待つ。

手に力が入る。
…別に何話す訳でもないけど。


「はい、どうぞ」

岩田「ありがとう」

「…話、って何?」

岩田「………うん。…直人さんから聞いたんだ、
みんなとAちゃんの事。」


少しも気まずそうな顔をしないAちゃん。
むしろちょっと明るい位だ。


「…うん。それで?」

岩田「…それで、」

「それだけ?」

岩田「直人さんはね、
Aちゃんの事、悪女って言ってたよ」

「……そう。」

岩田「…でもね、俺、Aちゃんは
全員を平等に愛してるんじゃないかなって思ったの。」

「…なんで?」

岩田「…分かんない。」


そう。そう思った理由が分からなかった。

そして、それを何で
Aちゃんに話そうと思ったのかも分からなかった。

…無意識?


岩田「Aちゃん皆に愛されてる。
でも、Aちゃんもそれくらい皆を愛してる。
……俺も愛してる。」


岩田「付き合わなくていい。
最後に俺を選んで欲しいだけ。

…俺はAちゃん愛してる。
Aちゃんにも愛されたい。


…俺とも、」

__チュ



Aちゃんからキスしてくれた。

Aちゃんの手が俺の耳を包む。


俺もAちゃんの頭を抱き締め片手で腰を支えた。

…高校生みたいなピュアなキス。


…なんでこんな気持ちいいんだろ。

…Aちゃんだからかな。



「…っはぁ。…剛典、これからよろしく」

岩田「…っ!//
……うん。よろしくA。」





___真夜中にもう一度甘い甘いキスを交わした。















岩ちゃん頑張りました\(^o^)/
この時の岩ちゃんの顔のイメージは
C.O.S.M.O.S.みたいな感じ。

▽初めてのおはよう→←▽どうすれば



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (457 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1298人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まこ(プロフ) - 終わりになってる…この小説もう終わりですか?この作品大好きだったので残念です…泣 (2016年1月6日 20時) (レス) id: 0a7582b676 (このIDを非表示/違反報告)
しおちゃん - 急に終わっちゃって寂しいです。復活願います!!! (2015年9月23日 1時) (レス) id: cef65f0dba (このIDを非表示/違反報告)
YUMIE.N - 芋ガールww続きというものが気になりまふww (2015年9月2日 0時) (レス) id: d0077aed94 (このIDを非表示/違反報告)
- 面白いです! わたしは、敬浩君が急に男っぽくなる感じ見たいです! 更新頑張ってください! (2015年8月7日 14時) (レス) id: b13260d4ff (このIDを非表示/違反報告)
くるみ@さんさんめ(プロフ) - 悪女ちゃんが臣さんの不意打ちのかっこいいことに不覚にもドキッとするのみたいです! (2015年8月2日 13時) (レス) id: 50bc47526e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:にべあ | 作成日時:2015年3月17日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。