幼い頃の王子様 (ページ11)

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海斗「おす！おまたせA！迎えにきてやったぞ」

海斗が車で迎えに来てくれた

優香「海斗くんいつもごめんね〜〜

　私と飲むたびに迎えに来てくれて､､」

海斗「いやいいのよ全然！Aを迎えにくるのは俺だけだからさ！」

てへっと、海斗はにこにこしてる
私は海斗にいつもお世話になりっぱなしだな

いやまあ、ご飯とか作ってあげてるし？
お互い様ってことだよね！うんうん

如「じゃあ俺らはここで失礼するよ！

　 2人とも気をつけて帰るんだよ！」

優「ばいばーい！日曜日ね！A！」

『 2人もね〜ありがとう！またね！』

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海斗「ん、俺らも帰るべ！」

『そだね』

私より少し背が高いくらいの小柄な海斗だけど
運転してる姿はなんだか男らしくて、
そういう時だけ少し、男なんだなあと感じる

乗り慣れた海斗の助手席は居心地がいい

海斗「今日は何飲みだったの？」

『あー今日はね、新入社員歓迎会？的な？(笑)』

海斗「あ、そうなんだ、入ってきたの男？」

『そうだよ、なんか背高くてリスみたいな人だった』

海斗「へー。んでさっき話してたけど日曜なんかあんの？」

『なんか如恵留くんの後輩？が私と話してみたいって

　言ってくれてるらしくて、優香と如恵留くんと4人で飲むことになって』

海斗「へー。」

『え？いや。聞いといて何よその反応 (笑)』

海斗「いや別に。俺帰りAのこと迎えに行く。」

『え、いいの？！無理してない？

　ありがとう助かる〜！ほんと海斗しか勝たんだよ〜！』

運転してる海斗の横顔は少しむすっとしてるようだった

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