僕の専属トレーナー

ゆなちゃん ページ9

〜Aside〜









今日は土曜日でお休み。
だから、ゆなちゃんとカフェに来てる。









ゆな「はいはい。それさっきも聞きました笑」

A「だってえ。。」








今、絶賛恋愛中だってことゆなちゃんに言ったの。そしたら、




ゆな「へー、それで？」





って、グラスに入ってる氷クルクル回しながら興味無さそーに笑






A「だーかーらー！」

ゆな「うん？笑」

A「私、どこまで話したっけ？」

ゆな「LDH入ってー、アシスタントしててー、海青くんに出会ってー、恋をした？笑」

A「あ、そうだ、そうだ。笑」








...それから、




海青くんがコーラをくれたこと、
そのときに、変な事言って困らせちゃったかもしれないこと、全部言った。









A「嫌われちゃった...かな。」

ゆな「君はバカなの？照れ隠しってコトバ知ってる？」

A「え...？照れ隠し？」








照れ隠し...って、好きな人の前だと素直になれなくなっちゃう、あれでしょ？






A「でも、そんなことあるわけないよ。。。」

ゆな「なんで、そんな事言いきれんの？」

A「だってさ、まだ出会って1週間も経ってないんだよ？」

ゆな「でも、Aは出会って1週間も経ってない海青くんに恋しちゃったんだよね？笑」









...なんか、負けた感じ。くそお。

悔しいけど、ゆっくり首を縦に振る。








ゆな「だったら、向こうだってそれありえない話じゃないんじゃない？」









なんで、ゆなちゃんのいうことってこんなに説得力あるんだろ。

毎回、同じパターンで納得してる気がする。









A「アタック...続けてもいいかな？」

ゆな「逆に続けないでどうすんの。
これからが頑張りどころなんじゃないの？」

A「そうだよね。...うん、」









ゆなちゃん、得意げな顔で









ゆな「まあ、またなんかあったら相談しなよ」









って。









「そのときは、また聞いてくれる？」









って聞いたら、









ゆな「んー、気分次第？笑」

A「もぉ。」

ゆな「笑笑」









そのあとは、ゆなちゃんの職場の上司の愚痴きいて、彼氏とのノロケ話聞かされて、









ゆな「ありがと。また今度、会お。連絡するよ。」

A「うん、また会いたい。」









それいう相手わたしじゃないよ。 って、笑





ゆなちゃんの横だと、なんでも話せるんだけどなー。
って、思った1日だった。

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