僕の専属トレーナー

空回り ページ8

〜Aside〜









疲れたなぁ。でも、あとちょっと。

そう思いながら機械拭いてた。









そしたら、目の前に差しだされた1本のコーラ。









見上げると、海青くんがニコってして、









海青「Aちゃん、お疲れさま。」








って。







...........................あぁ。
これが恋なんだ。って。



こんな些細なことでも嬉しいのが恋なんだって
海青くん、不思議そうにこっち見て、






海青「ただのコーラじゃん笑」




そう言ってきた。




ううん。わたしからしたら大事なコーラ。





好きな人からもらうプレゼント第１号なんだよ




海青くんは知らないだろうけど、
私の頭の中は今、パニックの大渋滞なんだから








A「海青くんからもらったコーラです。...ただのコーラなんかじゃない。」







......気づけば口走ってて、
海青くん、怒っちゃったかな。




私がそれ言った瞬間、プイッて向こう向いて





海青「...あー。。じゃあ、頑張って。
俺、まだメニュー残ってるから。」









......あーあ、やっちゃった。

変な事言って、めんどくさいって思われたかも。









ゆなちゃんに相談しなきゃだ。

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