検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:77,920 hit

受け止める ページ34

〜海青side〜









海青「...入りたくねえなぁ...」









ずっと頭ん中ぐるぐるしてた。
単刀直入にAちゃんに聞くべきか、このまま知らないふり続けるか。









...そんなこと考えてたら、出てきた隼さん。







隼「うぉ...なにやってんの?笑早く入りな。ゆあさん怒っちゃうよ笑」








苦い顔して言ってくれる。
でも、俺が躊躇してる理由はゆあさんでも、他の誰でもないAちゃんだけ。









海青「......そう...っすよね。やっぱ行った方がいいですよね。」

隼「話が噛み合ってるかわかんないけど笑
とにかく、行くだけ行きなよ〜。」









疲れた〜って言いながら自販機の方まで歩いてっちゃった。









海青「......よしっ」









聞こう。ちゃんと向き合わなきゃいけないことが俺にも、Aちゃんにもあるはずだから









...ガチャ









入った途端、ゆあさんが噂をすればって。
なんの噂?Aちゃんの彼氏登場〜みたいなノリかな、今そんな気分じゃないんだけど。









そしたら、Aちゃんモジモジしながらこっち来て「海青くん」っていつもみたいに名前呼んでくれる。
素直に笑って返せばいいのに、それができないのが俺のまだまだ未熟なとこ









海青「...俺が予定入っちゃった。ごめん。」









言い終わったらAちゃん、ちょっと泣きそうな顔してからすぐ表情戻して、頑張ってって









それからゆあさんのとこに行って相談。




.





.





海青「...って、わけなんすよ。酷くないですか?」

ゆあ「...んー、なんとも難しい話だけどね〜」

海青「俺、もうどうすればいいか分かんなくて...そんな自分が情けなくて.....」









泣きそうなの必死で堪えてたらゆあさん、背中にポンって手置いてくれて、








ゆあ「...すれ違ってこそ、本物の愛が生まれるんだよ。」

海青「...え?」

ゆあ「何回も失敗して、ぶつかって傷ついて、でも、それでも一緒にいたいって思えることこそが本物の愛...なんじゃないかな?」









ゆあ「海青はさ、Aちゃんのそういう話聞いて、もう冷めちゃったわけ?」

海青「......俺は、」









最初からそんな答えは決まってて、どんなこと言われても受け止める準備なんてとっくにできた








.








.








.








海青「...俺は、それでも好きです。全部受け止める覚悟、できてます。」









ちゃんとぶつかり合うんだ。Aちゃんのホントの気持ちと。

決心→←嘘?



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (83 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
205人がお気に入り
設定タグ:RAMPAGE , 武知海青 , 川村壱馬
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

さき(プロフ) - めちゃくちゃ好きですっっっ語彙がなくて申し訳ありません!!めちゃくちゃ良かったですっありがとうございます!!! (2019年3月15日 21時) (レス) id: b66550d241 (このIDを非表示/違反報告)
Kazumako - いえ!最後まで読んでくださりありがとうございました!!次回作も考えていますのでよろしくお願いします! (2018年3月19日 12時) (レス) id: 81dbb86dc4 (このIDを非表示/違反報告)
しょこちゃん(プロフ) - 海青くんハッピーエンドおめでとう。・゚(゚⊃ω⊂゚)゚・。Kazumako様も更新お疲れさまでした!! (2018年3月18日 22時) (レス) id: d12b424b29 (このIDを非表示/違反報告)
Kazumako - すいません!変換ミスです! (2018年3月14日 21時) (レス) id: 81dbb86dc4 (このIDを非表示/違反報告)
monchi(プロフ) - 龍友くんの漢字が違います!そこが気になってしまって… (2018年3月13日 6時) (レス) id: 01879634a3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Kazumako | 作成日時:2018年3月8日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。