俺じゃない ページ31
〜海青side〜
そっからレコーディングルーム着いて、陸さんいなかったから忘れ物だけデスクに置いて行こうとした。
海青「............壱馬さん。」
そこには壱馬さんがいて、どんな顔すればいいか分かんなかった。
海青「...お疲れ様です。」
壱馬「...海青。」
名前呼ばれて振り返る。壱馬さんはこっち見ないけど
海青「はい」
壱馬「...ごめんな。好きな子のファーストキスは自分が良かったよな...ごめん。俺、最低やったわ。Aちゃんにも謝っといて。」
海青「え、なんですか？」
なんのこと言ってんのか全く分かんなくて
壱馬「あれ、知らんの？...Aちゃんまだ言ってないのか...。」
海青「すいません、ちょっと説明してもらっていいすか？」
そしたら、壱馬さん1拍置いてから言ってくれた
壱馬「Aちゃんのことは責めないであげろよ。」
海青「...はい？」
壱馬「俺な、Aちゃんと...」
.
.
.
.
壱馬「...キスしてもうた。」
表情がひきつる。上手く笑えない。上手く息できない。
壱馬「...ホンマはな、しっかり両想いになったときしようと思うたんや。だけど、辛そうなAちゃん見てたらつい、...ホンマに悪かった。」
海青「......いつ......」
壱馬「...海青が集中治療室から出てったあと」
それじゃあ、俺とするよりも前じゃん
...ずっと...黙ってた？
壱馬さんに触れたその唇で俺にキスするの嫌じゃなかった？俺は...
海青「...すいま...せん。」
壱馬「...え、海青。どこ行くん」
海青「ちょっと頭冷やしてきます。」
...なにも考えたくなくて、さっきまでは一生分の愛を贈ろうって決めたのに、ずっとそばにいてやろうって誓ったのに。
海青「...なんでこんな上手くいかないんだよ......」
会って本当のこと聞きたい。
なのに、会いたくない。もし今会っちゃったら俺どんなひどいこと言っちゃうか分かんねえもん
海青「......どうすりゃいいの。」
自販機に売ってるカフェオレ眺めながら1人呟いてた。
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さき(プロフ) - めちゃくちゃ好きですっっっ語彙がなくて申し訳ありません！！めちゃくちゃ良かったですっありがとうございます！！！ (2019年3月15日 21時) (
レス) id: b66550d241 (このIDを非表示/違反報告)
Kazumako - いえ！最後まで読んでくださりありがとうございました！！次回作も考えていますのでよろしくお願いします！ (2018年3月19日 12時) (レス) id: 81dbb86dc4 (このIDを非表示/違反報告)
しょこちゃん(プロフ) - 海青くんハッピーエンドおめでとう｡･ﾟ(ﾟ⊃ω⊂ﾟ)ﾟ･｡Kazumako様も更新お疲れさまでした！！ (2018年3月18日 22時) (レス) id: d12b424b29 (このIDを非表示/違反報告)
Kazumako - すいません！変換ミスです！ (2018年3月14日 21時) (レス) id: 81dbb86dc4 (このIDを非表示/違反報告)
monchi(プロフ) - 龍友くんの漢字が違います！そこが気になってしまって… (2018年3月13日 6時) (レス) id: 01879634a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kazumako | 作成日時：2018年3月8日 15時
