僕の専属トレーナー

初めて ページ27

〜海青side〜









Aちゃんのこと離したくなくて、ずっと抱きしめてたら「いたいよ」って、笑いながら言ってきたから、慌てて腕をほどく。








海青「......やっぱもう1回...抱きしめてもいい？」

A「......やだ。」









頬っぺた膨らませて言われたけど、これかなりショックだからね笑
そう思ってたら、目の前にはAちゃんの頭があって、








海青「え？...どうした？笑」

A「...だって、海青くんからばっかり抱きしめられるの申し訳ない...。」









って。笑
なに可愛いこと言ってくれちゃってんの。









海青「...あー、もう無理。ごめん。」








我慢出来なくてAちゃんを床に押し倒す









A「...ちょっ、海青くん！」

海青「こうさせたのはAちゃんじゃん...」









言ってて恥ずかしくなるけど、今なら願い叶えれそうな気がして。Aちゃんも同じこと考えてくれてる気がして、









海青「...キスしていいっすか？」

A「......」









真っ赤になってくAちゃんの顔。
5秒したら、返ってきた一言。









A「......一瞬だけ...だよ？」









...綺麗にブローされた髪の毛撫でて、小さい顔を俺の片手で包み込む。Aちゃん、目閉じるから大事に、大事に...









......柔らかい感触離したくなかったけど、Aちゃんが胸をトントンって叩くから仕方なく離してあげた。








海青「......」

A「......」

海青「...なんか言ってよ笑」

A「...柔らかか......った。」

海青「それは、同感です。」









言ってから、目が合ってお互い笑った。






...そっからは、どうでもいい話し少ししてからAちゃん立ち上がって、








A「...ごめん、振りの確認中だったんだよね？」

海青「誰のせいでこんな時間まで事務所残ってたとおもう？笑」

A「...え、わたし？笑」

海青「...もしかしたら、壱馬さんといいとこまでいってんのかも...とか変なこと考えさせやがって。」









そしたら、Aちゃんケラケラ笑ってくる。あー、もう心配して損したわ笑



そう思ってたら、








A「...海青くん、いっぱい遠回りしてごめんなさい。でも、待っててくれてありがと」









また目に涙いっぱい溜めるから、今度は優しくその華奢なからだを包みこむ。









大丈夫だよ。そう心の中で語りかけて、もう1回唇を重ねた。

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