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今じゃなきゃ ページ24

〜Aside〜









壱馬さんに、お礼言って部屋を飛び出た。
頭の中は海青くんでいっぱいで、今すぐ気持ち伝えなきゃダメな気がして、









A「...海青くん!!」









...勢いよく開けたトレーニングルーム。
でも、そこにいたのはゆあさんとこの前会ったじぇねれーしょんずのメンバーの皆さんで。







ゆあ「...あ、Aちゃん。もう上がりでいいよ!海青のそばにいてくれてありがとうね。」

龍友「え、海青と何やってたん?」

隼「龍友くん!!笑」

裕太「ホンマにブレへんわ笑笑」






そう言ってみんなケラケラ楽しそうに笑ってる。
いや、笑い事じゃないんですけど...







A「...海青くん、どこか分かりますか...?」

ゆあ「え、わかんなーい。もう、帰っちゃったんじゃないかな?時間も遅いしさ。」

龍友「正面玄関行ってみればええんちゃう?」

隼「急げ、急げー!」

裕太「...ファイトー。」







何かを察してるのかは分からないけど、応援されるのって不思議とやる気と勇気が出てくる。









A「...ありがとうございます!!!」






一礼してから部屋出て、エレベーター待つ。








A「......あーー、もう遅いっ!」








間に合わないよ。今じゃなきゃダメなの。
明日じゃもう無理なの。今じゃなきゃ...







エレベーターの横にある階段。





A「...ここ、5階......ええいっ!」








迷ってる暇なんてない。早く、早く...









...息切らして着いた1階。
そこにいた樹さんの姿。腕をつかんで聞く。







A「...あのっ!」

樹「え!?」

A「...海青くんは、...海青くんはどこですか!?」






そしたら、じっと力強い目で見つめてくる。
...口元さっきより少し緩ませて、







樹「...海青なら、上で振りやってると思いますよ。」

A「..あ、ありがとうございます!!」






また、上へ上がる。すごく疲れてるはずなのに、全然疲れてない。







「はやく会いたい」








きっと、そんな気持ちがわたしをここまで動かしてる。







A「...着いた。」








やっと、4階に着く。奥から三番目にあるお部屋目指して歩き出す。
走ってた時よりも心臓ドクドク言ってて、








A「...ここ...。」







耳を当ててみると、RAMPAGEの曲である「Can't Say Goodbye」が微かに聞こえる。








A「...行くよ。」







開けたドアの音とともに鳴りやむ靴音。






A「...海青くん...。」









今、伝えたいから。

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さき(プロフ) - めちゃくちゃ好きですっっっ語彙がなくて申し訳ありません!!めちゃくちゃ良かったですっありがとうございます!!! (2019年3月15日 21時) (レス) id: b66550d241 (このIDを非表示/違反報告)
Kazumako - いえ!最後まで読んでくださりありがとうございました!!次回作も考えていますのでよろしくお願いします! (2018年3月19日 12時) (レス) id: 81dbb86dc4 (このIDを非表示/違反報告)
しょこちゃん(プロフ) - 海青くんハッピーエンドおめでとう。・゚(゚⊃ω⊂゚)゚・。Kazumako様も更新お疲れさまでした!! (2018年3月18日 22時) (レス) id: d12b424b29 (このIDを非表示/違反報告)
Kazumako - すいません!変換ミスです! (2018年3月14日 21時) (レス) id: 81dbb86dc4 (このIDを非表示/違反報告)
monchi(プロフ) - 龍友くんの漢字が違います!そこが気になってしまって… (2018年3月13日 6時) (レス) id: 01879634a3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Kazumako | 作成日時:2018年3月8日 15時

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