壱馬さん ページ16
〜Aside〜
タイマーが鳴ったと同時に海青くんの「疲れた〜！！」って声が部屋中に響き渡る。
A「お疲れ様です！はい、お水。」
海青「...ん、ありがと。」
そう言って海青くんが立ち上がろうとしたそのとき、
壱馬「うわ〜っ、久々。体バッキバキになりそうやな。」
慎「ですね笑」
そう言って入ってきた二人組。
...あれ、このひとどっかで見たことある気がする。
A「......あ！！！！」
海青「え、なに笑」
思い出した！あのサングラスの人だ！私をからかった！！
壱馬「？...あぁ。キョロちゃんや。」
慎「キョロちゃんってなんすか？笑」
そしたら、サングラスがこっちへ来て、
壱馬「久しぶりやな。覚えとる？笑
まあ、忘れられてたら悲しいけどな笑」
って、勝手に笑ってる。
A「忘れるわけないじゃないですか！
あんな失礼なこと言われて！」
壱馬「え、ホンマ？おれ、そんなひどい事言った？覚えてへんわ〜笑笑」
A「覚えてないならけっこうです。」
そう言ってふてくされるわたしの頭ポンってして、
壱馬「ごめん笑これで、ええ？」
やっぱサングラスの人だ。
さっきまでヘラヘラ笑ってたのに急に真剣に謝り出すから、ちょっとだけ調子狂いそう。
壱馬「...にしても、海青仲良かったんやなあ。言うてくれればよかったのに。」
海青「...あぁ。はい。。」
明らかにさっきと様子がちがう海青くん。
サングラスが来てから、顔がピクリとも動かない。まるで表情筋固まっちゃったみたいに。
A「...海青...くん？」
海青「......あ、すいません。
おれ、終わったんでお先に。」
って、あのサングラスの人に言って出てっちゃった。
...まだ、お話したいことあったんだけどなぁ。
海青くんの後ろすがた見つめてたらサングラスが話しかけてきた。
壱馬「...改めまして。」
A「へ？」
壱馬「俺の名前は川村壱馬。RAMPAGEのボーカルやってます。仲良くしてな？笑」
A「...RAMPAGE。」
てことは、海青くんと同じグループだ。
壱馬「ほれ、名前で呼んでみてや。キョロちゃん。」
川村壱馬。わたしたちの恋をかき乱す要注意人物。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 205人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さき(プロフ) - めちゃくちゃ好きですっっっ語彙がなくて申し訳ありません！！めちゃくちゃ良かったですっありがとうございます！！！ (2019年3月15日 21時) (
レス) id: b66550d241 (このIDを非表示/違反報告)
Kazumako - いえ！最後まで読んでくださりありがとうございました！！次回作も考えていますのでよろしくお願いします！ (2018年3月19日 12時) (レス) id: 81dbb86dc4 (このIDを非表示/違反報告)
しょこちゃん(プロフ) - 海青くんハッピーエンドおめでとう｡･ﾟ(ﾟ⊃ω⊂ﾟ)ﾟ･｡Kazumako様も更新お疲れさまでした！！ (2018年3月18日 22時) (レス) id: d12b424b29 (このIDを非表示/違反報告)
Kazumako - すいません！変換ミスです！ (2018年3月14日 21時) (レス) id: 81dbb86dc4 (このIDを非表示/違反報告)
monchi(プロフ) - 龍友くんの漢字が違います！そこが気になってしまって… (2018年3月13日 6時) (レス) id: 01879634a3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Kazumako | 作成日時：2018年3月8日 15時
