僕の専属トレーナー

忘れん坊 ページ2

〜Aside〜






そして、とうとうその明後日が来てしまった。





A「でかっ...。さすがはEXILE。」




勇気出して、おっきいビルん中入ってく。



入ってすぐに受付があってお姉さんたち3人ならんでる。

髪の毛ぐるんぐるんで、まつげがキュって上がってる。都会の人って... そんな感じ。



A「すいません。トレーニングルームってどこですか？」



この前佐々木さん(?)がなんか言ってたけど忘れちゃった。


やだな。こういうの、直したい。
なんでもすぐに忘れちゃう。
ゆなちゃんにも直した方がいいよってこの前怒られた。
あ、ゆなちゃんっていうのは幼馴染ね。
すごく可愛くて、なのにスラーってしてる。
私の大事な友達でもあり、憧れの人。



そんなこと考えてたら、お姉さんがニコってして、

「そちらのエレベーターで5階です。」


って。


A「ありがとうございますっ。」



リュックの肩の紐のとこギュッて握りしめる。



A「大丈夫。1ヵ月しかやんないんだし。」



そう言ってエレベーターを待ってた。

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