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やばい、めっちゃ恥ずかしいじゃん、これ……
世の中のカップルはみんなこんな 恥ずかしいことしてるの…？
すごい…
尊敬だ…！
風磨「やっべぇ……めっちゃ緊張したぁ……」
ほっとしたのか 今まで緊張しまくっていたのか 風磨先輩が持っているクレープぐちゃぐちゃになってる。
それ、握りすぎですよ。
あ、私のアイスも溶けてる。
急いで 垂れないようにクレープを頬張る。
安心したからか よりクレープが美味しく感じる…
風磨「あ、いちごが美味いわ…」
風磨先輩も同じみたいだね…笑
「心臓 飛び出ちゃうかと思いました…」
風磨「いや、出かけたわ、俺……」
すると、私の顔を見て 何か思い出したかのように 目を開く風磨先輩
「ん……？」
もぐもぐとクレープを食べながら 首を傾げる。
風磨「…鈍感女の無意識はこえーわ。」
「ん？」
すると、ゆっくり 顔に風磨先輩の人差し指が近づいてきた。
なんだ！と思ったときにはもう遅かった。
口元を人差し指ですくわれて 風磨先輩の指についていたのはクリーム
風磨「ん、甘い」
それをパクって食べてしまった風磨先輩
え、
私……クリーム口元につけながら食べてたの！？
なにそれ、恥ずかしすぎるんですけど…
てか 風磨先輩 大胆過ぎます……
風磨「あ、A
今週の土曜日暇？」
クレープも食べ終わって 手を繋ぎながら歩く帰り道
自然と 恋人繋ぎになっていた。
確実に成長してる、
やっぱり 今日 話せてよかった…
「今週の土曜日ですか、？
多分、暇だと思います！」
風磨「んじゃ、予定空けといて」
「…何かありましたっけ…？」
部活の撮影会とかはなかったはず……
風磨「11時くらいにAの家の前 迎えに行くから、準備しとけ」
お、
これはデートのお誘いですか……
もしかして、私今 誘われてる……！？
「はい……！！！」
風磨「ふは、元気な返事。笑」
結局 私の家の前まで送ってくれた風磨先輩
やっぱり 優しいね、この人は。
ちょっと不器用なだけだ。
風磨「じゃ、また学校で。」
「はい、
ふうまくん、またね。」
風磨「……おう、」
お互い手を振って しばらく 風磨くんの後ろ姿を見つめた。
あ、風磨くん呼び 頑張ります。
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作者名：ゆう | 作成日時：2020年11月25日 23時
