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部活終わり 風磨先輩の隣…
学校の最寄駅の隣の駅が わりと人も多くて賑わってる場所
お店とかもたくさんある。
だから、そこへ来たのだけれど……
風磨「あー、なんか行きたいとこある、？」
「え、！あ、えっと……」
何にも行きたいところとか 考えてなかった。
あぁー自分から誘っておいて 何してんだよ、私……
「あ！ふうまくんの行きたいところで大丈夫だよ！」
タメ口も一生懸命混ぜながら。
大丈夫。風磨先輩から言われたこと 全部こなしてる。
風磨「呼び方……」
「え、？」
風磨「Aから、君付けされるとやっぱ、なんかくすぐったいわ。笑」
「ぁ……ごめんなさい……」
風磨「あーだから、そのー…
恥ずかしいから 呼び捨てでいいから…」
「え、難しいですよ…
一応 先輩だし…練習はしたけど…」
風磨「練習？」
「え？いや…！なんでもないです！！」
風磨「ふは、かわい。」
顔の周りがどんどん熱くなっていくのが分かる。
顔がどんどん赤くなっていくのが 自分で見なくても分かる。
あのちょっと笑う感じとか、かわいいとか言っちゃうところとか！！
やばい……
私…風磨先輩のこと…
めちゃくちゃ好きかも……
風磨「あ、ここにクレープ屋なんかあったっけ、」
目の前には 沙耶香ちゃんがこの前話してた 駅に新しくできたクレープ屋さん
甘いものに目がない私は 近いうちに一人でもいいから行こうって目をつけていた場所…
美味しそう……
風磨「食うか？」
「え、？」
風磨「A、めっちゃ食いたそうな顔してる。笑」
「………食べる」
私は チョコレートとアイスとクリームがたっぷり入ったクレープ
風磨先輩はいちごのクレープ
なんか その見た目でいちごはかわいい…
近くにあったベンチに腰をかけ 念願のクレープを頬張る。
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作者名：ゆう | 作成日時：2020年11月25日 23時
